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企業研究(70) 4484 ランサーズ/フリーランスと企業を繋ぐ会社、株価は底値付近に到達?

こんばんは。今日は荻窪まで1時間歩いてコナミでコンバット45&追い筋トレ。夕飯を食べて今落ち着きました。そして、腹ごなしに企業研究ね。

■ 4484 ランサーズ<マザ> 291円 ※1/14終値
仕事を依頼したい企業と受注したいフリーランスや副業人材をオンラインでマッチングする「ランサーズ」を運営。その他、エージェント・アシスタント・メンターサービスを展開。

株探 基本情報(22/1/16)

19年に上場して20年は黒字化を達成しましたが、今期は人件費や宣伝費の投下で赤字に転落しているので、20年9月につけた上場来高値1,638円から1年4か月で8割超の株価下落。コロナショックの安値400円も大きく割り込んでいます。orz。

4484 ランサーズ 週足株価チャート(22/1/16)

さて、これをマザーズ銘柄だから仕方がないと捉えるのか。
個人的に将来EPSが急伸する見込みもない、4485JTOWERみたいな超割高銘柄が値を崩すのは当然だと思うんですが、この会社の主要サービスである「ランサーズ」は将来の社会基盤になりうるんじゃない?? 社会基盤は言い過ぎでも、若者の働き方の多様性やリスキリングなどを支えてくれる良サービスの予感がします。

人材派遣って良い面は雇用創出なんだろうけど、悪い面は使用者側に立った労働者賃金の中間搾取。ランサーズがプロの仕事を適正な値段で企業に売り込むなら、それは非常に良いことだと思います。これが軌道に乗って利益を生み出すなら事業として素晴らしい。

<例えばこんなことはどうだろうか?>
自社の得意分野に注力するために、不得意分野はフリーランスのプロの手を借りて、得意分野の収益を伸ばす。さらに得意分野の社員のスキルを外販するためにランサーズに登録して受注してみる。
そうすればコストを抑えつつ収益を伸ばして、さらに得意スキルをさらに磨くことになりますね。いいな、この発想。

いま、企業サイトに貼り付いている個人投資家向け説明会を視聴していますが、やっぱり今期は腹括って赤字転落しても成長投資をして、次年度以降の成長を促す中期戦略のようです。社長が事業説明30分、投稿された質問への回答30分、計60分の動画ですが、非常に面白いですね。
以下は、動画に出てくる北米の同業企業であるアップワークやファイバーの情報です。アップワークはまだ赤字で足元では株価を下げていますね…。

日本の同業のココナラ(赤字)が1,200円、クラウドワークス(黒転)が1,050円なので、1社だけ株価が安くなり過ぎだと思います。ちょっと追加記事で銘柄比較してみよう。
まぁ、底値近いはずなので、将来性を買ってみるのは良いと思います。



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