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企業研究(119) 8260 井筒屋/目標株価500円(+45%)なら悪くない??

おはようございます。月曜朝から早起きして企業研究しましょう。企業研究の章立てのタイトルを見直ししました。

8260 井筒屋<S>

株探基本情報(22/9/2)

北九州地盤の老舗百貨店。既存店閉鎖で経営資源を小倉店・山口店に集中。SCなどにサテライト店を展開。

<1> 株価指標・財務状況

小売業としてはかなり格安なPER水準。21年2月期が業績の底で、連動して株価が低迷していたのでまだ上がり切っていないという感じだと思います。
配当利回りは、前期復配して今期も黒字見通しなので、前期同等(期末一括5円)だと約1.5%。高くはないですが、あるだけましという感じでしょう。
信用倍率はかなり高く、買い残が200万株付近をウロウロしています。2021年の年明けから買い残が増えてきて、年末には300万株後半まで増えていたので、そこからは制度期限の6ヵ月は経過しているので、上げ値の大きな重しにはならないと思いますが、株価が上昇すると一定規模の利確が入るイメージでしょう。
時価総額が小さい小型株ですが、有利子負債が183億円とドでかい。四半期で1億円近い利息支払い(1Qは83百万円)です。良くはないですね。

<2> 株価推移

8260 井筒屋 日足チャート

足元は上げていますね。8月に300円付近のレジサポの上あたりで3回下落を跳ね返していますが、逆三尊っぽい形になってトレンド転換して上抜けてきた感じです。

4月の本決算発表で今期業績を減益見通し&配当未定で出した影響でジリジリ下げて、5/16に直近底値(284円)を記録していますが、その後に反発→反落→反発を繰り返しています。7/12に発表した1Q決算は好業績だったんですが、株価は反応せずにジリジリさげています。うーん、何なんだろう。

今の上昇トレンドがどこで天井をうつかがポイントだと思いますが、3月と6月に400円台に乗せてすぐに反落しているので、3ヵ月に1回のサイクルということで、400円までは意識してもいいのかなと思います。

<3> ファンダメンタル

8260 井筒屋 通期決算情報
8260 井筒屋 四半期決算情報

1Q決算の年間利益計画進捗はかなり良かったと思いますし、残り3四半期で赤字を出すこともなさそうだから、結構良いと思うんですが…。
EPSは前期並みで年間100円を想定すると、株価は小売業としては激安水準になるんですが、近隣に競合施設出店もあるようで、様子見ということでしょうか。前期の最終益が高いのは、21年2月期赤字の繰延で法人税調整のようですが、それでも、年間EPS100円は達成可能に見えるんですがどうでしょう。

<4> 売買方針

年間EPSを80~100円と想定すると、目標価格株価は500円(+45%)くらい。このくらいは年内のどこかで触ってくれそうな気がします。4か月で45%なら悪くないですね。

  • エントリー 345円

  • 第一利確  400円  ※1/3程度

  • 目標株価  500円  ※年内目処

  • 損切    280円を割ったら成り行き

繰り返しですが、まぁ悪くないと思います。FYI(^_-)-☆


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