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総合化学5社 3Q決算と株価推移 まとめ

こんばんは。今回の決算発表集中期で、総合化学の主要銘柄が総じて2023年3月期の業績見通しを引き下げました。自動車生産の回復停滞やPC・ディスプレイなどの需要減退などにより市況が低迷し、期待される中国の需要回復は今年後半以降で、市況の低迷が想定より長引くとの見立てのようです。
各社とも円安影響で売上高は対前期で+10%以上ですが、営業利益以降の各利益段階は押しなべて悪化しております。

銘柄を売買する気はないんですが、市況や企業利益の動向を把握するためには非常に重要な情報なので纏めてみました。 

総合化学5社 今期業績見通しと株価推移 (23/2/10)

5社とも、今期の業績見通しを2~3回修正しています。今回の下方修正のトップバッターは住友化学(2/1決算発表)だったんですが、利益ゼロ&期末配当未定に変更のダブルパンチだったもので、翌日は市況に逆行して5社とも株価を大きく下げました。それ以降の株価推移は各社マチマチですが、5社合計株価は結局増えているので、住友化学ショックで各社株価は即日反応したものの、すぐに戻しているといった状況です。

4Qの見立ても各社引き続き厳しい状況なので、5月発表の本決算&24年3月期見通しも厳しいものになるだろうから、当面は売買せずに傍観するのが無難でしょう。総合化学は分野が広くて複雑で、素人が事業分析しても正直意味がなさそうだし…。何事もシンプルな方が扱いやすいですな(=_=)

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