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企業研究(58) 1720東急建設/当期赤字転落ですが多分相当割安やで(*´ω`)

こんばんは。金曜日は宣言明けして本当に久しぶりの歌舞伎町オールナイト。今日定期健診で血液検査があったので、烏龍茶を飲んでましたが、一晩で半年分くらいの量を飲んだ気がする。膀胱がパンパンになりました( ´艸`)

■1720 東急建設<東1> 690円 (11/12終値)

東急系の中堅ゼネコン。グループからの受注が1~2割。渋谷駅前や東急沿線の開発に強み。公共事業も。

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やっぱり慣れると株探のこの基本情報は網羅的でわかりやすいね。注目点は「利回り5.80%」と「業績予測が赤字転落」。11/8の決算発表で業績下方修正をかまして翌営業日1日で約▲120円。お陰で配当利回りがガンと上がりました。

こういうレガシー系企業が株価急落して利回りが上がると、気になるのは配当金がどうなるのか。東急建設の場合、当期は40円で昨年から増配してるんだけど、普通の「EPS×配当性向」の計算だと赤字の場合は配当つかなくなるんだよね。4902コニカミノルタは25円か30円って感じでしたが、東急建設はどうでしょうか。

まず、なんで赤字になったかというと、相鉄海老名駅改良工事で基礎杭沈下の事故が発生してコストアップした模様。「模様」というのは、なんか決算発表資料だけ見てもはっきり書いていないから。そして、株主還元方針はだいたい中期経営計画に謳われているのでそちらを見ましょう。

「当社は(中略)、中長期的な業績目標である ROE10%以上と配当性向 40%以上とが均衡した自己資本配当率(DOE)4.0%以上を目標とした配当を実施します。また、自己株式の取得については、機動的に実施を検討いたします。」だって。なるほど。初めてのパターンだな、DOE4.0%以上って。

DOE=当事業年度に基準日が属する普通株式に係る1株当たり個別配当
/1株当たり連結自己資本(期首・期末の平均値)×100

会社四季報21年秋版で東急建設のデータで計算すると、

配当金40円÷(自己資本1,010億円÷発行株式1億676株)=DOE4.2%

多分、発行株式の中には未消却の自己保有株式なんかも入っている可能性があるから、まぁ4.0%くらいってことでしょう。翌期の配当を見通すと、自己資本が大幅に減ったり発行株式が大幅に増えたりしない限り、翌期の配当も40円でしょうね。受注工事の波高で儲かったら、多分自己株買いしますよ。

うん、ということは、当面は年間配当は40円で安定、利回りが随分高いね。あと、多分、国土強靭化関連銘柄だよね。これは買いだね。今が底値な気がするし、これから発表される政策大綱の影響で上げ値に転換したら、キャピタルゲインも狙えますね。

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