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企業研究(89) 6613 QDレーザ/半導体レザーでロービジョンを解消(*´ω`)

こんにちは。企業研究しましょう。日本市場も木曜日で底を打った気配で週明けは月末最終日ですが、アノマリー破りで大きく上げそうですね。しかも、割高ハイテク株が戻してきていて、金曜日は銀行株が総じて値下がっているので、マザーズも選別されながら値を上げる銘柄がありそうです。

6613 QDレーザ<マザ>

株探 基本情報(2022/2/26)

半導体レーザ技術を活用したファブレス会社でデバイス開発&販売。視覚障害者向けに網膜走査型レーザアイウェアを育成。2021年2月上場。

<1> ファンダメンタルズ

現在赤字なのでPERは記載なし。今期EPSは業績見通しで▲14.1円。会社四季報では来期で黒字化。
信用倍率が驚くほどですが、信用売り残が極少なため。約3,500万株発行で、浮動株が約1,630万株(46.7%)、信用買い残が約350万株(21.5%)。このくらいならそれほど上げ値の重しにはならないかな。海外大手の空売りは5社で300万株くらいありますが、緩やかに減っていますね。
発行株式数が約3,500万株だと、EPS100円は純利益35億円。どうでしょうね、あるのかな?

<2> 株価推移

6613 QDレザー 週足株価チャート

上場してから1年で約1/5。でも、黒字化が見えてるから、そろそろ反転してもいいかな。

<3> 業績

6613QDレザー 決算情報

まぁあまり参考にならないですけど、売上高はそれほど上がってないな。

<4> 中期ビジョン

当社の強みは、かつて実現不可能と言われた光通信用量子ドットレーザの量産化に世界で初めて成功したこと。レーザデバイス事業とレーザアイウェア事業で構成されていますが、デバイスが95%。でも、決算説明資料を見ていたら、アップサイドはアイウェア側で見てるんですね。

株式新聞で掲載されていた社長インタビューで、将来性がよくわかる内容がありますね。 

■ 通信に関する事業展開
現在、世界的に光ネットワークが構築されていますが、パソコンやサーバーなどデバイスの内部はまだ『光』化されていません。無線通信が4Fから5G、さらに6Gに発展するにつれ、データ量、消費電力は増加の一途をたどることから、今後、データ処理速度の向上、消費電力の削減が必須です。当社の半導体レーザーを使ったシリコンフォトニクス(コンピュータチップの光通信)はこれらの課題を解決できるため、シリコンフォトニクスの市場が拡大に向かう局面において、需要は爆発的に増えるでしょう。
シリコンフォトニクスは自動運転やドローンなどでも重要な技術になることもあり、需要はより一層の拡大が見込めます。当社は高温のシリコンチップ上でも動作できる量子ドットレーザーを世界で唯一量産出来るため、日米欧のパートナー会社9社と半導体レーザーを使ったシリコンチップを共同開発し、6701NECからスピンオフしたAIOコアがサンプル出荷を開始しています。間もなく量産できるようになる予定です。(菅原社長コメント)

こうみると、アイウェアよりも通信で爆発的に上げて欲しいなと思います。発想はNTTのIWON構想と似ていますよね。

あとは、販売パートナーを強化できればいいかなとは思います。

<5> 売買方針

400円台になって買い時のような気もするし、これから少しマザーズも戻しそうな雰囲気が出てきているかもしれいないから、買ってもよいかもしれないですね。回りくどい言い方ですが、そういう感じだと言うことです。

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