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ウッドショックの影響を業績で吸収する企業(1878大東建託)

この記事を書くと「あぁ住友系が嫌いなんだ」ってばれるな。まぁいいか。

■1878大東建託 13,330円 (7/16終値)

賃貸受託の建築請負から一括借り上げで圧倒的な存在感を放つ企業。一単元買うのに130万円強はなかなかですよね。

さて、会社四季報には「首都圏好採算案件の回復で木材高騰を吸収。ただ、コロナ影響長期化、営業人員確保苦戦で営業益の回復緩慢」だって。住友林業と全然違うな。

建築材価格の高騰を販売価格転嫁ではなく高採算案件増で吸収。企業スタンスとして素晴らしい。大東建託クラスのまっとうな大企業は、ちょっとした価格高騰くらいで消費者に転嫁しないってことでしょ。それで1,000億円超あった経常利益が800~900億になるんなら、別にいいやってことだと思います。

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要するに、建築会社の営業が来て「ウッドショックの影響で建物価格が3割増しです」みたいなことを言われたら、北米の材木先物価格や大東建託の例を出して「本当ですか?もう少し安くなりませんか?」ってダメもとで聞いてみるのは一つの交渉手段としていいんじゃないでしょうか。FYI(^_-)-☆

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