企業研究(40) 3482ロードスターキャピタル／中規模オフィスとクラウドファンディングに特化したモデルに好感
おはようございます。台風は逸れたのかな？昨晩暴風がざっときて今はあまり音はしないですね。そういう企業グループ社員なので台風被害がないことを祈っております。
■3482ロードスターキャピタル 962円 (8/6終値)
久々の不動産業界銘柄。社名からはそうとはわかりづらい。創業者がマツダのファンとかなのかな。それとも道路沿いに建ち並ぶ不動産を「スター」と表現しているのか。うふふ、想像は膨らみますね。
8/6に2Q決算発表があって、投資家向けの決算説明資料を読んでるんですが、非常にわかりやすい資料です。好感がもてる (*´ω｀)
本業の不動産投資・不動産賃貸は、手間がかかって大手が敬遠する「中規模オフィスビル」にターゲットを絞って、不動産鑑定で目利きした物件を安く仕入れてバリューアップして高く売るか、収益性のポテンシャル(賃貸料の市場との乖離や空室率の掛け合わせみたいな感じでしょう)があるなら継続保有するみたいな感じですね。まぁ非常にシンプルだし、儲かってるんだからいいですよね。
もうひとつはクラウドファンディング事業。「OwnersBook」って初めて聞くんだけど、2014年に誕生した国内初の不動産特化型クラウドファンディングだそうです。
サイトを見ると、❶貸付型(企業への金貸し)と、❷エクイティ型(自己取得)があるみたいですが、投資実行済み208件中206件が❶ですね。今のことろ元本割れした案件はない模様です。まぁ、不動産投資したいけど自分でやるのは面倒だという人向けのモデルですね。
■参考にサイトに記載がある❶の「国内不動産案件」の条件
①投資額は1万円～、②全案件不動産担保付き、③不動産鑑定士による実際の市場価格の精査＋外部の専門家による査定、④融資する上限はLTV（Loan to Value）80%以下が基準。
案件をざっと見ると利回り5％前後が多いですな。国債よりは利回りがいいのかな？国債の利回りとか知らないけど。まぁほぼ元本保証みたいなもんで1万円から購入できるから買いやすいとかがメリットかな。複利投資先としてはまぁ悪くないですよね。企業側からすると調達コストが安いのか高いのかが気になるけど、超絶キャッシュリッチ企業の社員としてはビジネスで使う可能性はほぼゼロだから、まぁいいか。でもこのビジネスモデルは仕事の参考になりそう。
あと非常に興味深いのは、「プライム市場適合」に意欲を燃やしてらっしゃるね。最上位市場に入学できれば資金を集めやすいからね。「プライム市場適合」ってほとんどの企業はあまり意味がないような気がしてるんですが、頻繁に資金調達が必要なビジネスモデルだから妥当な判断ですよ。信用が高いほど調達コストが下がるのが世の常だからね。
その中で、ESGのために「しろくま電気」と業務提携はじめておる。「脱炭素するならしろくま電気(パワー)」でafterFIT株式会社。上場していないけど気になる。後で調べよう。ネタが多いですな。参考情報ですが、しろくまさんのサイトをざっと目を通した中で秀逸な脱炭素情報源を見つけました。
なんか、記事の内容は大分散らかりましたが、まぁそれはご容赦ください。FYI(^_-)-☆
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