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PER1倍付近の「超割安」銘柄

株式投資で儲けるための原理原則は「安く買って高く売る」。たったこれだけのことがとても難しいんですが、現在、年間の1株あたり純利益(EPS)を株価で割ったPERが1倍付近の銘柄が私の知る限り4つあります。

9107 川崎汽船 PER0.9倍/配当利回り 9.63%
5017 富士石油 PER1.1倍/配当利回り 3.42%
9101 日本郵船 PER1.3倍/配当利回り 19.13%
9104 商船三井 PER1.4倍/配当利回り 18.85%

4つの内、3つが海運三強で本日大安。海運三強の株価が上がらないのは、来年も同じだけ純利益が出るのか誰も確かなことが言えないので、とりあえず今は放置されているだけです。純利益が3分の1になってもPERがようやく5倍に近づいて配当利回りも依然として6%くらいだろうから、個人的には何をそんなにモタモタしているのかと思っているのですが、逆に焦る必要もないと言えばそれまで。まぁ水準訂正は当面先でしょう。

そして1銘柄、違和感のある銘柄。富士石油の現在株価は300円未満。足元の原油安で株価は落ち込んでいますが、PER1.1倍って異常な割安水準。価格転嫁しやすい市況のお陰で業績好調なので、これはさすがに何かのタイミングでガンと上がるでしょう。配当上げてくれれば一発なんですが、2020年3月末は利益剰余金がマイナスだったので、積極的な株主還元姿勢になるにはもう少し時間が必要なのかもしれません。

「安く買って高く売る」のなら、割安銘柄を買って高くなるまで我慢強く待つのが常套手段なので、少しずつ買い増して我慢しましょう。なお、本日時点の保有株数は以下の通りです。

9107 川崎汽船 0株 ※PER最安だが買うなら郵船と三井
5017 富士石油 500株 ※少しずつ買い増す予定
9101 日本郵船 500株 ※当面ホールド
9104 商船三井 1400株 ※当面ホールド





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