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企業研究(48) 4045東亞合成/接着材からEV・半導体用化学品へ多様化

こんばんは。今週は遅めの夏休みでUSJに行こうとしておりましたが、宣言が明けずに断念。本日は妻と上野の国立科学博物館に行ってきました。たまには文化的活動ね。さて、夜は企業研究で勉強しましょうかね。

■4045東亞合成<東1> 1,365円 (9/15終値)

化学中堅。瞬間接着剤「アロンアルフア」擁す。アクリル酸関連に強み、基幹化学品は自動車や半導体向けに着実増。

株価指標関連は、PER13.4倍、PBR0.86倍、利回り2.5%、信用倍率1.68倍と、割安かつ需給良好で、株価チャートの平均線も目先から長期までどれも上昇トレンド。有利子負債が110億円超あるけど、利益剰余金は1,500億円くらい積みあがってる。金持ちだね、いいね。

業績面は、なんといってもEV用リチウムイオン電池向けのアクリルポリマーが売れてるんですね。業績も好調。もちろん中期的にも売れ筋でしょうが、新規開発製品も魅力的なんですよね。決算説明資料をお借りしましょう。

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特にCNFはよさげですね。植物由来で環境負荷が低く、鉄鋼の5分の1の軽さで5倍の強度とのこと。環境省もCNFを活用して効果的にCO2排出を抑制することを目的に性能評価モデル事業を展開しているようです。製紙業企業などを中心に製品開発・用途開発が進む中でも、東亞合成は毛髪の1万分の1の細さであるシングルナノセルロースまで容易に解きほぐすことができる新しい酸化セルロースを開発済みで、コストとCO2の削減を同時に達成できる技術でCNFの価格低下を実現することを期待されているそうです。(出典:株探記事 https://kabutan.jp/news/marketnews/?b=n202109151011)

株価は割安で、お金持ちで、業績好調で、将来有望な製品も抱えてますね。いいんじゃない買えば、資金に余裕があればね。FYI(^_-)-☆ 


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