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企業研究(36) 2183リニカル/バイオで応援したい企業!

連休中は、❶自分の部屋の掃除と整理、❷企業研究、❸筋トレ&ウォーキング、この3点セットですね。❷でこれからくるはずの業績相場に備えましょう。

ということで、標題の企業研究。最近見つけたIRサイトがたいへん優秀なのでそこも引用しましょう。

■2183リニカル 966円 (7/21終値)

会社四季報では「新薬開発の治験支援(CRO)専業で、がんや中枢神経などの免疫系の後期治験に特化」となっています。なので、バイオベンチャーのように大赤字じゃなくて、純粋な黒字継続企業。バイオベンチャーは当たれば大きいけど、赤字企業に投資する気にはどうもなれないんだよね。なのでバイオ分野ならこういった業態の企業がいいかな。配当も年14円あるしね。

こういったバイオ企業を選ぶ際に何を基準にしていいのかは自分の中でまだ定まっていませんが、やっぱり応援したいかどうかで決めるっていうのは愛着理論の観点から非常に重要だと思うんですが、応援したい理由は次のとおり。

■応援理由❶

「同社は、抗アルツハイマー型認知症(AD)薬の臨床試験を複数受託している。こうした、受託実績を武器に今後抗AD薬の臨床試験の大型受託の獲得を目指す方針である。」

健康寿命の目標を80歳に設定したときに、体力はこれからも運動習慣を続けていけばまぁまぁ自信があるし、基礎疾患も体重と血糖コントロールで何とかなる気がするんですが、問題はボケ=認知症ですよね。こればかりはどうなることやら。なのでAD薬の開発は是非とも応援したい。エーザイがAD薬関連で急騰しましたが、それも怪しい雲行きになってきたので、リニカルのCROに期待したい。CROなら複数案件受託することもできるしね。

■応援理由❷

「同社は、2020年9月9日に学校法人北里研究所との間で、イベルメクチンの新型コロナウイルス感染症に対する適応追加を目指した医師主導治験についての治験業務委託契約を締結した。同社は、治験業務においてRisk Based Monitoringの手法を導入し、信頼性の高いデータの収集を行い、迅速、確実な開発の実現に貢献することで患者の健康的な生活に寄与していく方針。」

イベルメクチンについては、寄生虫を殺す薬として新興国でたいへん重宝されているんですが、これがコロナにも効くそう。ただ、新興国が苦し紛れに投与してみたら劇的に感染者が減ったということで、臨床の数が少ないから先進国では認められないという話。イベルメクチンは普及薬だから、安くて新興国でも予防薬として使いやすいんですけどね。個人的には予防接種よりもこの薬を常用で服用したいんですよね、本当は。薬を自由に購入・服薬できるなら確実にすでに飲んでおるんだが。

業績面は、昨年度決算も今期業績見通しもそんなに悪くはないんですが、17年3月期決算は今より売上が少なくて営業利益が3倍なんだけど何でだろう。1案件あたりの利益率が落ちてるのかな。あとはキャッシュリッチなのに、なんで有利子負債を42億も抱えてるんだろう。営業CFが少ない影響かな? うむ謎だ。

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株価はGW前後で700円ちょっとで底を打った後、ジリ高局面に入って、6月下旬から続伸してますね。実は900円台後半で400株買って、1,000円付近で一度利確してます。

今週3営業日の動きは、前2日で急落して最終日で反発した格好。コロナ収束後のグローバル治験拡大を見据えると、このままジリ高が続いて1,200円くらいまでは上げ幅があるかなーと思っています。感覚ですけどね。

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