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みかんと対話してきた🍊

11月下旬から友達に誘ってもらい、約1ヶ月和歌山県にみかん援農に行ってきた。
その振り返りをしていく。

勤務内容

作業時間

作業時間は朝7時から夕方17時まで。
超健康的だった。
朝の日の出をみんなで見ながらスタートし、日が沈んだちょっとあとくらいに終了。景色が最高。

作業内容

作業内容としては、私が行ったところの農家さんはみかん収穫オンリー🍊
ひたすらみかんと対峙してオレンジだった木を緑にしていく🌳
緑になったときの爽快感は最高だったな、、!
で、雨が降った時に時々みかんを木箱に移す作業(箱入れ)を手伝った。
コンテナがかなり重くて移し替える作業を毎年何十回何百回もやってるって考えると、本当にすごい尊敬、、ってなったなあ💭

1日の流れ

6時30分 起床
7時 作業スタート
9時 15分休憩
11時30分 昼休憩
12時30分 作業再開
14時30分 15分休憩
17時 作業終了
17時~ シェアハウスでごはんお風呂などなど
22時 就寝

改めて振り返ってみても超健康的な生活してた。
自分の家にいる時は夜中まで起きていることが当たり前だけど、援農に行ってた時はもう19時くらいにはやること全部終わって、ルームメイトと話したり好きなことやってたりしたら眠たくなってすぐ寝てた💤
早いときは21時くらいには布団に入ってたなあ。めちゃいいな。

気づき・発見

①健康的な生活最高!

「健康的な生活に憧れはあってもやりたいとは思わない」みたいなのが今までの考え方だし、今でもあんまり変わってない。
でも援農生活で体験して思ったのは、「健康的な生活ってめっちゃええやん」ってこと。
何がいいかって、私が一番いいなって思ったのは自然に寝る時間に眠たくなること。それでそのまま眠りに落ちる。最高✌
あとは外仕事だったからお腹が空く。食にワクワクできたのもとってもよかった!
17時に終わっていただけたからこそこのあとこれつくろうかな~とかって思えたのがよかった😎ワクワクだったな~~
1日を目一杯使えている感じもよかったね。充実感。

②人と程よく関わる方が合ってる気がする

お客様相手とか、人と関わりすぎてしまうと本当に疲れてしまうことが多かったけど、今回はみかん相手に収穫を続けるっていうのが基本だったからこそ、一緒に作業している人と話したいときは話して、そうじゃないときはみかんと対話してっていう選択肢があったのが嬉しかった。
ちょっと1人になりたいなっていうときは木の中に入って秘密基地みたいにして収穫したり🌳🍊

人と関わるのはすっごく楽しいことでワクワクすることだけど、それがしんどいときもある。
だからこそほどよくいい距離間で人と関わるのってすごく合ってた感じがする。

③自然のありがたさ

みかん畑は山にあるのでそこで作業をする。しかも冬。
風がびゅんびゅん吹いたり、日が陰るだけで同じ気温でもものすっっごく寒くなる。
太陽という存在がいるだけで全然違う🌞本当に太陽様様すぎた。

昼休憩のときにご飯を食べ終わった後30分間畑に毛布を引いてお昼寝タイム。
最初は外で寝ることに慣れてないし人の前で寝ることが恥ずかしかったけど、慣れてくると本当に最高。寝れなくても目をつむるだけで最高。
特にぽかぽかの日は本当に最高すぎる気持ちよさ。
あ~~~まだ寝てたいよ~~ってなるくらい☺

あとは、作業中ちょっと疲れたな~っていうときもふと木の隙間から見えるみかん畑、青い空、川が見えてリフレッシュに。

自然が最高のご馳走だった~~~~✨

④この世にはいろんな生き方をしている人がいる

今回の援農には約70人ほど来ていたらしく、12月頭にあった懇親会でいろんな人が集まっていることを実感した。
旅人って感じの人が多くて、話を伺った人はこれから別の季節労働に行くとのこと。
自分の世界がまた広がった。季節労働という言葉も援農を決めてから知った言葉。そういう働き方もあるんだ、と。
今の日本では一般的に大学を卒業後は一般企業に入社し、社会人として働く。ほとんどがそうな気がする。
でもそうじゃない人もいる。季節労働をしている人もいれば旅人をしている人もいればワーホリに行く人もいる。その他多様な生き方をしている人がいる。
単位も日本に限らず海外に目を向けたらもっと増える。
「当たり前」「こうでなければ」なんてないんだな、と改めて感じた。

⑤誰かと暮らすこと、対話することが大切

援農中は2人のルームメイトと一緒にシェアハウスをしていた。
家族以外と一緒に住むのは2度目だった。
一人暮らしをしていた頃とシェアハウス生活を比較すると、断然後者の方が充実感があった。

何がそんなに違うのだろうと考えたときに出てきたのは、生活の質が上がること対話ができることの2つだ。

誰かと暮らしを共にすると、その人たちに気を遣うし人目にも気を遣う。
それが私にとっては良い効果として出て、美味しいご飯を食べようってなるし掃除も皿洗いも洗濯もちゃんとする。
あと、家に帰ったら人がいること。嫌なことも楽しいこともその場でスッと話せる人がいる。その存在がいるかいないかって私にとってすっごく大切な事だと気づいた。
電話をかけていいかどうか聞いてから話すんじゃなくて、そこにいる誰かに今すぐ話したい。それって一緒に暮らしている人がいるからできることだよな。

この2つのことは一人暮らしだったらそうはいかない。
自分に負けてしまう瞬間が数多く出てきてしまう。「面倒」が勝ってしまう。
そして家に帰っても1人。誰もいない。その瞬間に話せる人は電話をかけるかどこかに行かないといない。
話したいときに話せる人がいるって最高だよね。

⑥ゆったりと徐々に関係性を構築していくタイプ

自分の関係性構築タイプについて。
人見知りだし臆病だしなかなか心開けないタイプ。
ガツガツ人に質問するのも話しかけるのも苦手。

それでも私はずっとオープンな人に憧れてガツガツいかなきゃ、話しかけなきゃって思ってた。
それって別にしなくてもいいんじゃない?合ってないんじゃない?ってこの期間を通じて思った。
やりやすい方法で、自分に合った方法で徐々にやっていけばいいじゃん、って。
一緒に行った友達がそんなようなことを話してくれて気づいたこと。
すぐに関係性が築けるタイプじゃないから焦らずに徐々に構築していこ~っとマインド
それがだいぶ自分に落とし込めて、初対面がちょっと怖くなくなったし、意気込みすぎなくなった。
また1つ自分のことを知れてハッピー🌱

実際に行ってみて

総括、行ってよかった!!

気分が死ぬほど落ち込んだ日も帰ったろうかと思った日もあったけど、ここで知り合った人と深く話せたり、ちょっと出かけたり、一緒にみかん収穫できたり、農家さんと色々お話しできたり楽しいこともたっくさんあった!
普段の生活じゃ得られないこともたくさんあって、良い経験ができた。

誘ってくれた友人に感謝です😌

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