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支援について

昨日の厄払いのあとに新宿に寄って昼ごはんを食べた後
商業施設に入ろうとしたら商業施設の入り口、私の目の前でホームレスの男性が転んでしまいました。

咄嗟に助け起こそうとしたけど思った以上に身体が重くて一人じゃ難しくて持っていた荷物を妹に預けてどうにか起こすことができましたが、途中一緒に手伝ってくれた方は40代と思われる男性一人だけでした。
助け起こした後に30代位の女性も「大丈夫ですか?」と声をかけてくれて、器具(足が悪いのか腕にかけるものを持っていた)の所に腕を入れた方が良いですよ!と言ってくれました。

店内にはたくさんの人が行き交っていたのに、立ち止まったのは私たちだけです。

転んだおじいさんはその後足を引きずりながら建物の外へと出ていきましたが、思った以上にホームレスに対する印象が悪いのだと感じます…。

その場を離れた後、妹に「あんたすごいね」って言われました。
躊躇して私なら手を出せないと思うって…。

手を洗うために妹と一緒にトイレに行ったけど私がその時感じたのは単純に『匂い』が問題かなと思ったんです。
自立支援のためにまずは生活する住居が必要。
飢えないための食事が必要。
それと同じくらい身なりは大事で特に匂いがあるからこそ近寄りがたいと思うんじゃないかな??

浮腫んで大きく腫れあがったおじいさんの黒い素足。
何か月も(もしかしたら何年も)お風呂に入っていない身体からする異臭。

お風呂に入ったら疲れも取れてすっきりするし、何より清潔になることによって他人から見る印象ががらりと変わりますよね。

『食べ物とか住むとこも大事だけどホームレスの人達がお風呂に入る機会があれば良いね…そしたら全然違うと思う』と妹に伝えたら

『いいね!お姉ちゃんそういう活動とか法人立ち上げなよ!』って無責任な発言…。

ホームレスの自立支援等に関する東京都実施計画(第4次)を策定しました 東京都福祉保健局 (tokyo.lg.jp)

調べてみたら自立支援も施策されているようで期間は~2023年までとの事。
当事者はこの情報を知る機会は少ないだろうからどこまで当事者にその情報を伝えて拡散して進めていくかが大事ですね。

新宿のホームレスの数は一時期に比べて少なくなった印象なんですが、
それでも残っているあの人たちは大丈夫なのかな?
昨日は前日の雪で路面凍結がまだ残っている日でした。

トイレからの出た後ジャケットに手を入れたらホッカイロが入っていてほんのり温かくて…
あの時一緒に渡せば良かったな(予備の新品も持ってた)と後悔しました。

自分自身の事だってまともにできていない状況で他人の心配なんておこがましいけどきっと私の父より少しお年を召していたと思う。
もしかしたら外見のせいで本当はもっと若いのかもしれない。

人が人らしく暮らすための社会であるはずなのにそれが難しい現実がまだありますね。
高い税金、上がらない賃金。過重労働、メンタルヘルス不調。
将来が不安でしかない私たちの世代も多く、それより上の世代も老後資金の心配をし年金受給の年齢はあげられて一体何歳まで働き続ければ良いのかと憂鬱に感じている人も多いんじゃないでしょうか。
自分を守ってくれる保障がどこまであるのか私たち国民はどこまで理解しているのかな?

年始から色々考える機会があった日でした。
街からホームレスと言われる人がいなくなりますように。

誰もが生きていく上で必要最低限の生活を送れる社会になりますように。


記事を書いていたら思った以上に時間がかかってしまい日付を超えました…残念。

それでもこれは1月8日に書いたから!
連続投稿は私の中でSTOPしていませんよ。

さて、明日も今日より少しだけ良い日になりますように。
3連休の皆さんはゆっくり身体を休めて連休を楽しんでくださいね!



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