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共通の趣味がなくっても、夫婦になれる

結婚していない友人たちとごはんに行くと、必ず聞かれる一言は
「休みの日何してんの?」
あるいは
「旦那さんと何して(遊んで)るの?」
です。

でも、わたしと夫には共通の趣味はありません。
出会ってからかれこれ10年目になりますが、共通の話題ができたのはここ1年くらいのこと。それも、自然にではなく意図的に。

なので、共通の趣味がなくても、友人になったり夫婦になったりできるんだ!ということについて、書いてみたいと思います。

一緒に住み始める前は、
週に1回22時〜翌朝7時、
つまり仕事が終わってご飯を食べたあと、出勤するまで一緒に彼の家で過ごしていました。
お察しの通り一緒にいる時間はほとんど寝ています。
彼の家はほんとに物が少なく、テレビとかゲームとかトランプとか、二人でできる娯楽みたいなものもありませんでした。

当時何を話したり考えてたりしたかというと、
「この人は何に関心があるんだろう?」
「この人にとっていま何が楽しいんだろう?」
「この人はどうしてこの言葉を選ぶんだろう?」
とか。

20年ちょっと生きてれば、
相手の昔話やいまの興味関心を知って掘り下げるだけでも5年くらいは話が持つと思うのです。
大事なのは、相手に関心を持つことと、相手の興味を面白がる気持ちなのではないでしょうか。

一緒に暮らしてるいまでも
「え、なんでそれが好きだったの?どんなところが好き?」なんて話で盛り上がったり。
そこから、もしかしたらこういうのも好きかも?と広げてみたり。上手くハマるとデートにつながったり。

同じアニメを見てても、面白がるところ、感動するところが違ったり。
相手に自分の好きなもの布教してみたら意外と受けたり、そんなことなかったり。
そのひとつひとつを面白がることができれば、共通の趣味がないことなんて大したハードルではありません。
少なくとも、わたしにとっては。

1年くらい前、夫が好きだと布教してくれたソーシャルゲームを始めました。
ここでやっと共通の趣味(?)を作りましたが、
いつやってるのってくらい爆速でクリアしていく夫に対して、
やる度に「仕事の方が気が楽」とゲームを中断して仕事する、なかなか進まないわたし。
その違いが面白いし、やりながら「こういうところが好きなのかな?」と思考を巡らせるのは楽しい。
たまにわたしの琴線に触れるストーリーや言葉があって、そのことを話すとひまわりみたいに笑ってくれる夫。
相手に関心があって、よほど興味のない事柄でなければ会話は成立するし、
ふたりだから楽しめる時間は生まれます。

だから、共通の趣味がなくても大丈夫!
夫婦生活は楽しめます!

終わり

#夫婦生活

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