ほんとの自分って何なのさ

先日、中2の娘が、
「友達から『もっと、ほんとの自分を見せて!』って言われたんだよね」
と話しかけてきました。

「どうも、本心を言ってない感じがする」
「よそよそしい感じがする」
と言われたそうです。

中2という、人との関係性に敏感なお年頃。
そんなことを言えるのもステキだなーと思っていたところ、
小4の息子がひとこと。

「ほんとの自分ってなに?」
「全部ほんとの自分だよ」
と。

なるほど。

自分を見せないというのも、ほんとの自分。
人に言いたくないことを隠してしまうのも、ほんとの自分。

言いたいことを言うのも、ほんとの自分。
嫌われたくなくて、いい人に見られようと、意識的でも無意識でも振る舞っている自分も、ほんとの自分。

何かに夢中になっている時も、ほんとの自分
楽しい気持ちを無邪気に全開するのも、ほんとの自分。

やっちゃいけない事とわかっているのにやってしまうのも、ほんとの自分
やらなきゃいけないのに、後回ししちゃうのも、ほんとの自分
ついつい好きな事ばかりするのも、ほんとの自分
嘘ついてしまうのも、ほんとの自分
逃げてしまうのも、ほんとの自分

これじゃだめだと思っているのも、ほんとの自分
ほんとの自分ではないと思っているのも、ほんとの自分

見えているものも、見えていないものも、全部ほんとの自分。
丸ごと全てがほんとの自分。

その全てに良いも悪いもない。
いろいろある自分の中で、どの要素で多く過ごしていたいのか。
どの要素でハッピーに感じていたいのか。
ただそれだけ、なのかな。

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