【米国プチ留学④】小学校に体験入学②

次はコウのクラスです。

こっちはPE。つまり体育。あらなんてぴったりな。しかもドッチボールです。体育の先生が別にいて一通り説明した後、じゃ始めるぞ～！の笛と同時に、なんと先生がボールをいきなりコウにパス！固まるコウ。でも周りの子が、あっちに投げろ投げろとジェスチャーで教えてくれる。張り切るコウ。当てまくり。外に出ても、すぐに当てて戻ってくる。本人も調子でてきて、”Hey! Pass!!”とか叫んでます。「パス！」って英語かなあ、和製英語かなあ、とまたもや乏しいボキャブラリーで考えてたら、そのうち身体の大きな男の子もコウにパス回してくれたりするようになって超笑顔。めっちゃ楽しそうで馴染んでます。

次の授業はリーディング。もちろん分からん。なので、なぜか置いてあった日本語の本（かいぞくポケット）を読まされてました。すっかりくつろいでるわね、と思ってたらいきなりサイレン！避難訓練が始まりました。

コウは前後の子と会話らしきものをしながら出てきましたがユウイチは無言でうつむきながら歩いてます。その後ろ姿を見た途端。私はものすごく酷い仕打ちをしてるんじゃないかという気がしてきました。今朝ユウイチ嫌がってたじゃんか。それを私は無視したじゃん。なんで向き合ってあげなかったんだろう。。。自己嫌悪で泣きそうです。

それで。昼休みに、ユウイチの後ろの席に座ってた、おしゃべりであんまりお勉強の得意そうじゃない身体の大きい黒人の男の子に一緒に遊んであげて、とお願いしてみました。するとこっちでもキックベースと鬼ごっこが合体したような遊びが始まり、ユウイチってばムキになって全力投球。そして、けっこう活躍（たぶん手加減してもらった）。Yes! Come’nnnnn!!と何人もの男の子が叫んでくれたり、その黒人の子や何人もとハイタッチ。ユウイチも笑顔が出ました。

よっしゃっっっ！！！母は泣きそう！良かった！！！

昼休みの後はランチタイム。カフェテリアの入り口で校長先生が待ってて名簿にチェックしていきます。私もそこで８ドル（大人４ドル、子供２ドルが２人分）払って一緒にお食事しました。案の定、残飯みたいなメニューです。小さい人参とかセロリとか冷えた固いピザとか。でも２人ともそれぞれのグループに入れてもらって楽しそう。彼らの視界に入らないところから見てたら、ユウイチが声を出して笑ってる！誰かがおならしたみたい。良かった～！！