業務改善で残業時間が劇的に減った話。

今日は遅番。

私の職場は業務改善でこのに一年くらい残業時間が劇的に減りました。

今まではみんな8時半から17時まで勤務でしたが新たに早番で7時半から16時までと、遅番で10時から18時半までの勤務者が各1名確保することで成功しました。

業務改善が始まった理由

始まりは、他の病院勤務経験がある方から今回の意見が出て始まったと聞いております。

手術室は結局は手術時間によっては、どうしても業務時間を過ぎてしまうことがあります。人によって病気の程度も違うし予想外のとことも起きます。なので予定時間よりも長くなってしまうことがもちろんあります。

私たちの仕事は手術を安全に進められるようにすること。前日に情報を集めて、物販の準備などもします。手術以外の時間は翌日の手術準備になるということです。

17時に手術が終わるでは、翌日の準備ができないと言えます。

ここで、遅番を出すことでできなかった業務を遅番に頼むことができるという方法ができるようになりました。

正直、ちょっとしたことでみんな少しずつ残っていた部分があります。

朝晩については、朝の点検作業などする人ができて朝早くする朝残業を減らすことを可能にしました。ちょっとしたことだけど、朝の五分十分は本当に大切。日常生活でも当てはまる人は多いのではないでしょうか。

実際に開始しての効果

実際に開始して、残業がある日はもちろんあります。しかし、偏りが減りました。
多くの人が10〜15時間。1番多い人は20時間から30時間の残業があったのが平均5時間の残業になりました。

明らかに周りのネガティブな雰囲気が減ったと思います。残業はやはり小さなストレスです。これが毎日続くのが嬉しい人はいないかと。

18時半までの1時間半に1人でもフリーがいるというのは手術に入る人以外に部屋の片付けをできる人ができるとも言えて、効率が良くなりました。

仕事量の変化

実際、これで忙しくなったのでは？とも割れるかもしれませんがそこまで変化は感じられません。

1人人数が減っても他の人で補うことができています。

みんなで平等に順番に回しているので協力しようという気持ちが感じられます。

日常生活の変化

朝晩は1時間早く出なくてはならないため、家が遠い方は5時台に出ているというのも聞いたことがあります。結構キツそうですよね。

しかし、16時には必ずと言っていいほどピッタリ帰らそうとみんなが協力するため、朝早いけどその分家に早く帰れるという効果があるので不満は少ないです。

遅番は、忙しい朝の時間が1時間半遅くなるので洗濯物を干したり、部屋を掃除したりと朝やりたかったことを可能にする時間ができました。

私の場合は前日の夜に快く夜更かしできるのが嬉しいです。

まとめ

何かを始める、変えるというのはとてもエネルギーを使うしストレスになります。賛否両論が出てくるのも想像できます。

しかし、実際にやってみると効果が多いこともあると思います。

どんなことに対しても、みんなが協力する姿勢があるかないかが肝となります。

同じ方向にみんなが向いていることで成功するか、失敗に終わるか決まります。

チームで声をかけて、時には話し合いを重ねてよりよい業務改善ができるのが最高のチームと言えます。