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『痩せる脂肪』を読んで

まず
この本の内容に入る前に
私が患者さんからよく聞く
気になっていることを書きます

薬局で出会う患者さん
体重の数値の増減だけで
喜んでいらっしゃるのが気になります

脂肪が減ったか
筋肉が増えたか
そこのコントロールが大事

だから
増えても減っても
体感覚がどう変化したか
そこを確認しています

脂肪が多めに落ちればスッキリするだろうし
筋肉が多めにつけば倦怠感も減りそう

これは私の感覚ですがね

高齢者の方だと体重減少で主に筋肉が落ちているのか
大抵だるさが増したという方が多い
(中医学で言う虚っぽい人ね)
健康的に痩せること=体重計の数値が減ること
じゃないからねー

さて💦
ここから本の内容

脂肪
肥満

食事だけでなく

ホルモン
遺伝子
体内時計(睡眠)
ストレス

内分泌撹乱物質
腸内環境
など

様々な要因に影響を受ける
とのこと

そして
痩せるためには!

大抵の健康本にあるような
いわゆる
健康的な生活をすること
ということが書かれていました

ここは
どれも一緒だなぁ…

私的に面白いなぁと思ったのは
無理なダイエットをすると
必ずリバウンドが起こり
その後
ダイエット前よりも太りやすくなる可能性があるということ

無理なダイエット中は
空腹感と戦うことが殆どだと思います
そしてダイエットをやめても
その空腹感がなくなりにくくなり
沢山食べてしまってより太ってしまうそう

空腹感を感じさせるホルモンを調節する
システムがエラーを起こしてしまうんだとか
しかも
この本が書かれた(初版2022年1月1日)段階では
このシステムエラーがどれくらいで回復するかわかっていないとのこと

おぅふ

もう絶対に
無理なダイエットは
しない方がよいということがわかりますね

因みに
私は栄養療法をしてから
BMI23→21後半になり
体脂肪率も5%くらい減りました
ただ
糖質制限を組み込んでいたのもあって
それをやめたら
体脂肪少し戻った💦

体脂肪率はもう少し落としたいので
いわゆる健康的な生活を送り
少しずつ減らせたらなぁ
と思っております

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