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September Blues

9月は厄月と割り切ったけど、ほんとにきつい。ずっと鬱っぽい。寝るのが苦手で、いつまでも寝るのを先延ばししてしまうけれど朝はやってくるわけで、いつまでも寝ていたいけれど仕事はあるわけで。この鬱の原因は寝不足も絶対あるし、生理前後のホルモンバランスも絶対ある。とは思いつつ、常に頭の中で思考がぐるぐるしており、自己攻撃が止まらず、不毛と思いながらも自傷行為がやめられないかのように自分を責めてばかりいる。手当をしない傷むきだしで外を歩いているようなヒリヒリしたものがある。いつも泣きたいし常に横になっていたい。

私たまに寝る時にヒーリング系のYouTube流しっぱなしにするんだけど、水が流れてる音が入ってるものがけっこう多くて、水のチャポチャポ音が耳障りでだめなんですよね(大雨がザーーッて降ってるのは大丈夫なんだけど)。たまたま見つけたこれ、かなりいい。サムネイルが男女が抱き合ってる感じでタイトルも愛がどうの、というのはよくわからないけど、とても癒される。ヒーリング系は作為的なものが一切だめで、癒しにかかってきてるもの(笑)は、たいていその作為が見えてしまってダメ(めんどくさいですねわたし)。

これはいつでもベスト。

こんなのもあったね。人工的でなければないほど良い感じ。魂がかなでる音楽に近いやつ。

ちょっと変な話かもしれないけれど、夢と目覚めの境目みたいな時に頭の中で音楽が鳴ってるときがある。これ、CDにしたら売れるんじゃないかというようなメロディなのに、覚醒とともに少しずつ忘れていくのは夢と似ている。

鬱のときに街を一人で歩いていたり、目的もなく店に入ったりするものではない。まるで自分が浮遊霊にでもなったようで、気が滅入ってくる。なにか買うものが明確に決まっている場合は大丈夫なのだが、ウィンドウショッピングというものができなくて(というか、目的なく店などをウロウロすると鬱っぽくなってくることに最近気づいた)、目的なくあちらこちらと一人さまよっていると、バンクーバーやチューリッヒやローマや、どこか見知らぬ外国で、あてにしていた人に置き去りにされてさまよっていた時のことを思い出してしまう。完全にトラウマだ。そして「いつも人を当てにしてそうなったのだから自立しろ」というような自戒が頭をもたげてきてさらに憂鬱になり、もうどうしようもない気持ちになってしまう。こんなところで一人でなにやってるんだろう、という気持ちに耐えられなくなってくる。

用がないならサッサと帰るべきだ。気晴らしにウィンドウショッピングをしようと思ったのだろうが、気分はどんどん沈む一方だ。明確に目的がある時以外、店などをウロウロするのはやめよう。

鬱だからそういう気持ちになるのか、ウィンドウショッピングが鬱っぽさを引き起こすのかわからないが。

一人は気ままでとてもよいが、一人目的なく店などをうろついていても虚しい気分にならないように、パートナーが欲しいなと思う。今こうして特に目的もなくこんなところでぶらぶらしてるけど、家に帰れば私を待ってる人がいる安心感、というような。

でもこれからアプリだかで見知らぬ人といちいち会って会話して絶望して、を何回か繰り返すと思うと、そんなエネルギー到底ないなと思ってしまう。私は一緒にいればそれなりに面白い奴だし、相手に一生懸命な人間なので(それがかえって仇となっていたこと多々だが)、私を大事にしてくれる人と出会えれば、と思うのだが、私が新しく人と出会う行動を一切取っていないのだから、人と出会えなくて当然なのだ。だから「私は一人ぼっちだ」などと嘆くのは滑稽だ。行動をとれば誰かしらには出会えるだろう。

こんないい人いますよ、と私のかわりに誰かを見つけて来てくれる人がいればいいが、そういったお見合いサービスの人が私という人間を良く知っていないとトンチンカンな人を連れて来るだろうし、かといって少しは私を知っていてくれている友人などから人を紹介されると万一失礼などがあった場合大事な友人関係に影響が出るので、知り合い経由での新たな出会いは辞めておこうと思う(人からの紹介の転職劇で懲りた)。

傷つくのがもう嫌で一歩を踏み出せないでいる。

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