髙木さんちの嫁の日記

母は、怒ってるけど父が心配になり、
もう一度胃カメラを進めました
ある日、父から連絡があり
やはり「胃がん」でした
家族みんな凄い心が悲しくなりました
でも、兄は頑に父に会おうとしません
父が心配になり、父の家に行くと
父が居ません
近所の人に尋ねると、救急車で運ばれたと言うのです
近くであれば、市民病院だろう
と言う事で
急いで母と向かいました
父は居ました
点滴をしていて、入院することになりました
検査の結果、余命6ヶ月
認知症も患ってました
ショックで母と帰ってきました
もちろん兄にも余命の事は、話しました
「時間がない、どおしよう」
私と兄は同じ職場
兄が信頼している人に頼んでみようと思った
数週間たったある日
兄が子供達を連れて父のいる病院に行ったと母から連絡がありました
父も兄と15年ぶりに会えた事、孫に会えた事とても喜んでいたようです
父は認知症の為、昔の母を泣かせたことは覚えていませんでした。
兄は、会社の人に
「もう会いたいと思った時は会えない
 だから、会った方がいい、後で後悔
 は、必ずする事になるから」と
説得されたらしいです
でも、兄の心を変えてくれ会ってくれた兄と会社の人に感謝します

続く

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