ふと思った。

私がプロのバンドマンを目指していた時、色んな「不安」「不満」「あったらいいな」があった。プロのバンドマンとして生計を立てていくのは、狭き門である事を重々承知していたが、それ以上に「ゴールが見えないマラソン」をしている感覚でもあった。活動内容は正しいのか?作っている音楽にオリジナリティはあるのか?既存の音楽をなぞっているだけではないのか?ミュージシャンとして人生を送っていく為の「キャリアのロードマップ」を引く事もできなかった(そんな考えも思いつかなかった)振りかえってみると私の時代(1995年~2002年頃まで)は、アマチュアでの音楽活動と仕事(就職)を両立する事は、物理的に難しい時代であったと思う。インターネット成長期、SNSは全く普及しておらず、自分の音楽と嗜好が合いそうなんユーザーへのアプローチができず、ただ、闇雲にライブ活動をするしかなかった。自分の音楽がどんな影響を与えているか皆目見当もつかず(とゆうか、そんなレベルではなかった)単なる自己満足を延々と繰り返していた。

今のアマチュアバンドマンは、どうなんだろう???私の時代よりも圧倒的にやり易いと思うが、それでも、「あったらいいな」はあるのだろうか。。



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