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生きていく力


この記事は、書きかけです。

子どもと二人、暮らし始めてからずっと頭から離れないこと。
生きていく力とは、どれだけ強い支えがあったかにかかっているのじゃないか。
物心両方。
ではどちらも不十分だったら???

“社会的弱者”として生きていく、連鎖の道しかないということになるの?
悲観的になってしまう。

ある大学院生と話す機会があった。
お母さんが精神疾患を持ち、経済的にも苦しい環境で育ったと聞いた。
その生活が、研究対象の一つになっている。

苦しかった過去を昇華させると言うと大袈裟だろうか。
目的を見出し、目的に邁進できること、
ノウハウだけでなく、本質的な学力をつけること、
親なら、子にこうあって欲しいと望む姿の一つだと思う。

差し支えなければ教えて欲しい、この人に聞いた。
あなたを支えて来たものは何ですか?
逆境ですか?

逆境かもしれないです。
でも、一番は仲間に恵まれたことじゃないかなあ。
高校が結構意欲のある人達がいるところだったし、仲間に引き上げられたのは大きいと思う。
あとは自習室ですかね。
ワンルームに母と母の交際相手がいて、集中して勉強するスペースがなかった。
だから高校に朝から使える自習室があったのは、本当に僕には良かった。
母も、塾に送ってくれたり不安定なりに頑張ってくれた。
というような話を、この人はしてくれた。

私は子どもに何を伝え、残せるか。
ずっと書きかけになるのかも。






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