創造性とアイデアあふれる社会を、音楽で実現する?#4モヤッとしてたが、霧が晴れ始めた。
前回の執筆で、モヤッとしても突き進んでみる覚悟を決めましたが、モヤモヤっとした気持ちが継続してしまい、講座から執筆までなんと、1ヶ月以上経過してしまいました。
この講座の頃、私は就活をしていました。
副業や社内企業などで自分のやりたいことを実現しようという動き方をしていたのですが、前進しつつも形にならず、
自分の存在意義とか、生き方とか、言葉にならずにモヤモヤとしていたのです。
ですが!
就活をやめて、個人事務所創業を決意しました。
そのことで、副業で立ち上げる前提だった事業がいったん白紙に戻り、ちょっと霧が晴れ始めました。
ようやく執筆できた。
#1と#2、#3に続き、next AOMORI 受講生の仲間やモデレーターの方々、そして、現在や未来に私の活動を応援してくれる人たちと、いまの状況や気持ちをシェアするために執筆しています。
今回は、前回行われた講座を振り返りつつ、いま考えていることを、綴っていきますね。
今年度、青森県庁主催の地域課題解決のための起業セミナー”next AOMORI”に参加しています。
課題に感じるあれこれが、頭の中で散らかって行動に移せない癖があるので、ワークショップやチームワークの力を借りて思考を整理しアップデートしています。
幸呼来(サッコラ)Japanの魅力
多面的に地域課題を解決する
DAY4の講師は、幸呼来(サッコラ)Japan 石頭悦さん。
「いかす・つくる・つなぐ 裂き織から生まれる色とりどりの可能性」というテーマでお話いただきました。
障がいをもつ人々が織る裂織を、ブランド化して世界に送り出している会社です。
幸呼来さんのある岩手県だけでなく、青森県にも裂織はあり、私自身、作品をいくつも愛用しています。
また、障がい者手帳をもつ人が身近に増えてきた(私自身も手帳持ち)ことで、障がい者雇用に関心をもちはじめたところでもありました。
しかも、もともと教育に携われていたのと、趣味はバンド活動、、、キャリアに共通項があったり、好きなもの(裂き織や音楽)のキーワードが続き、期待が高まりました。
さらには、さんさ踊りの浴衣を裂織にし、地域連携で原材料を量産化したというエピソードも。
障がい者の就労、裂き織の技術継承、産業廃棄物の削減。
3つの社会課題を掛け合せて課題を解決する、視野の広さはもちろんですが、それらへの課題意識を引き寄せてきた、石頭さんの行動力に感銘を受けました。
とにかくデザイン。とにかくブランド。かっこいい、かわいい、温かい。
ただただ障がい者の役割を生み出していくだけでなく、その活躍によって生み出された商品を、ちゃんとおしゃれに使えるものとして魅せる。
魅せるために、どんどん、他のメーカーや販売企業とコラボする。
オニツカタイガーのスニーカー、snowpeakのベスト等、コラボした商品もかなりかっこいい!
フェリシモさんとコラボページも、とても素敵にまとまってました。
ウェブページも、ドラマティックに、ストーリーを感じさせるデザイン。
商品のブランドイメージは、煌びやかでクールです。
その印象とは裏腹に、地域の身近で大きな課題と向き合う姿勢に、いわばギャップを感じて、その深さが魅力的です。
偏見のない社会の構築へ
石頭さんが裂織と出会ったきっかけは、特別支援学校で生徒さんが織った裂織でした。その作品の仕上がりに驚き、障がいをもつ方々の能力を活かす可能性を感じたそうです。
最近はサクッとカミングアウトする機会が増えてきましたが、実は私も障がい者。
障害者手帳をもっており、時々提示するのですが、、、モヤッとする出来事が時々あるんです。
ぱっと見わかんないみたいですけど、時々困り感のあるわたし。
わかったとたん、周りが親切になって、その対応に自信をなくす、、、そこまで支援を必要としているわけじゃないんだけどな、、、いや、周りから見ると私、ご迷惑かけているのかしら、、、ここにいてもいいのかしら、、、と
手帳をもってすぐの頃は、手帳を提示して割引特典利用していましたが、自信喪失が嫌で、手帳提示するのをやめようかな、と思っています。
よかれと思って行う行動が、人を傷つけることもある。
けどそれは、障がいをもつ人が身近にいなくて、経験不足のためによくわからないのではないかと思います。
「障がいを持ちながら働く人々がいる」「それぞれ強みがある」ということを発信することで理解が進むのではないでしょうか。
裂き織のブランド力で発信力をもつことで、偏見のない社会の構築が進むだろう、と、可能性を感じました。
今から取り組みたいこと
①やりたいことを、発信する
・自分の理想を、明確にする。
石頭さんの目指す未来に、強く共感し、それは私もやりたいと思ったのは、
「みんなが集える場所をつくっていく」ということ。
そして、「即興で鳴らす時間を、みんなと共有したい」
「多様な個性をもつ人々がお互いを認め合う風土をつくりたい。」
そのゴールに向かって、どんな事業にしていったらいいか。
なぜ、それをしたいのか。明確にしよう。
・手書きのイラストでビジョンを示す
自分の中だけでやっているうちは広がらないが、発信することで、解決していくかもしれないとのこと。
未来像を表した、ほのぼのとしたイラストが印象的でした。
私も真似して描いてみました。
ごちゃごちゃしてるな、、、もう一回、それぞれ抜き出して描いたほうがいいかも?
個人事業主として立ち上げる「miogroove(あなたと奏でるおんがく事務所)」と、
nextAOMORIでプレゼンする「オトノワコネクト(いま、ここの表現がみんなのものに)」の関係性を整理することで、すこしスッキリ。
関係と目的については、
・やすだみお個人の得意なことを活かして行う事業を中心に、いろいろ細々と個人の立場で引き受ける事業(収益を得る)⇨miogroove
・(極端な話、私を抜きにしても)地域の人たちが表現を介してお互いに関わり合うシステム⇨オトノワコネクト
といった役割分担で、今のところ整理してみることにしました。
②お金の生み出し方を、計画する。
・事業を始めるために必要な資金額をもとめる
・資金調達の方法_融資・投資・補助金
・値決めは顧客が喜んで買ってくれる値段の一番高いところを射止める知恵の結晶
③合宿をして、アウトプットする。
1月17〜18日、八戸のトセノイエを拠点に、合宿をします。
next AOMORIの仲間に恵まれて感謝です。
それぞれが提案する事業の共通項を起点に、いろいろ語り合ってみたい。
プレゼンテーションまで、あとわずか。
2月3日のプレゼンテーション大会に向けて、大詰めを迎えています。
もしよかったら、応援してくださると嬉しいです。
オンラインでも視聴可能です。
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