新時代のパン屋「小麦の奴隷」
先月、我が街に「小麦の奴隷」というパン屋が新規オープンした。
「奴隷」とか不穏なワードが飛んでいる店名だが、扱っているのは普通のパンである(面白ネーミングは多いが)このパン屋、とても狭いのだがパンの種類は多い。それと、店内は現代的な雰囲気を纏っている。
それもそのはず、この「小麦の奴隷」というお店を発案したのは、かの時代の寵児、堀江貴文氏(ホリエモン)である。
堀江氏が相当なやり手の実業家である事は間違いない。良い意味で従来の枠に囚われずに時代の流れを読みながらトレンドを作っていくのは、やはり凡人とは一味も二味も違うのだろう。
前記したが、店内は非常に狭い。パンが置かれているテーブルは向かって左端にあるレジに向かって一列に並べられており、お客さんはその一列のテーブルの前を進みながら商品を選んで、最終的にレジで会計するスタイルだ。
店内の全体図を撮れれば分かりやすくて良かったのだが、そのテーブルの前にズラーっとお客さんがひしめくように並んでいる為、撮るのを断念した。
面白ネーミングはともかく、普通のパンを置いているのに、現代的な雰囲気を纏っているのを感じたのはこの左のポスター。
私も色々なお店の記事を書いているが……。
「撮影自由」と堂々と謳っている店は初めてだ。
一般的には撮影NGもしくは、あまり良い顔をされない店内撮影。しかし、SNSでの拡散は今では一番有効な口コミである。
でも、奴隷クルーもフリー素材は、さすがホリエモンと言うしか(もちろん、クルーも承知の上なんだろうが)他のはお客さんを撮らないのは当然の事だが、いくらフリー素材と言われても、クルーの皆さんを撮るのは躊躇するので私は撮らなかった。
クルーの皆さんは常に笑顔で接客していて、丁寧でとても親切だった。これは昭和だろうが令和だろうが、更に未来に進もうが接客術の基本なのだろう。
これが人気№1であるザックザクカレーパン。
ハリネズミみたいな見た目が特徴だが、この突起が名前通りザクザクした触感が新感覚でとても美味しい。さすがホリエモンなかなかやるじゃん!(上から)
最後に、店名の「奴隷」の意味は、我々の先祖が子孫繁栄の為に穀物を育てて小麦の奴隷となったという意味らしい。店名のインパクトとして「奴隷」という言葉を使ったのだろう。私だったらこんな不穏な語句ではなく「小麦の虜」とか付けるだろうが、それはさすがに余計なお世話だろう。
この「小麦の奴隷」、通常の閉店時間前に品切れで閉店する人気店だが、メインのカレーパン以外にも沢山種類があって、とても美味しいのでお近くにある方は是非に。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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