#今こそ読みたい神マンガ『レベルE』
私が27年経っても、1番の神マンガと推すのは、1995年に週刊少年ジャンプで連載していた冨樫義博先生の『レベルE』
週刊少年ジャンプは週1連載を基本としているが、その中で月1連載という異例中の異例な作品である。
Amazonで書かれていた作品紹介が秀逸だった(文庫コミック版)
もし既に漫画を読んでいる人が見れば、思わずニヤニヤしてしまうが、全く知らない人が目にしたら、世界観がとっ散らかったギャグ漫画とでも思うかもしれない。あながち間違った解釈ではないが、『レベルE』を普通のギャグ漫画として分類するのは、ちょっと違うよなと。
前もって言っておくのは、この漫画は、まごうことなき神マンガだとは思うが、残念ながら、万人に刺さる漫画ではなく、評価が完全に分かれる作品ではある。余談だが、この漫画が連載していた当時、付き合っていた彼に大興奮でおススメしたところ、『面白いと思う人がいるのは理解出来るけれど、俺は好きじゃない』と一刀両断されてしまった。悲しいけれど、そういう漫画なのである。芸人の千鳥ノブさんのお言葉を借りれば、『クセが凄いんじゃ!』って感じだろうか。
この漫画のおススメポイントは、主要登場人物であるクラフト隊長の名言をお借りしよう。
『あいつの場合に限って
常に 最悪のケースを想定しろ
奴は必ずその少し斜め上を行く!!』
最悪ケースを想定した後の、少し斜め上の展開が最高に楽しい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?