知識は小さい幸せの数を増やしてくれる。
奄美伝統の乳酸飲料ミキ作りと
着物のワークショップ、
お陰さまで盛況でした。
ちゃっかり私まで
噂のミキちゃんと、
心にも身体にも優しい
美味しいお食事も
頂いてきてしまいました。
ワークショップを受けて頂いた方々は
食の安全について詳しくて、
私もまだまだだなぁ、など
思っていました。
食べ物が、身体のみならず
心も作っている。
そんなことを再認識させられる
素敵なワークショップでした。
頂いたミキで
豆乳ヨーグルト、作ってみよう❤️
私は着物の方を担当しました。
メインは吉祥文様、簡単に言えば
「古くから伝わるラッキーマーク」
について、着物に描かれている
実物を見せながら話しました。
この、着物によく使われる
吉祥文様ですが、
実は現代もあらゆる場面で
見ることが出来るのです。
例えば「七宝」と呼ばれるこの文様は
フジッコのごま昆布に使われています。
フジッコさん、どういう意味を込めて
「七宝」柄を採用したのでしょうか。
七宝の吉祥文様は、7つの宝、つまり
金、銀、瑠璃(ラピスラズリ)、玻璃(水晶)、
珊瑚、しゃこ(しゃこ貝)、めのう(カーネリアンなど)を指すのですが、
円のつながりから「ご縁」「円満」
円=和で「調和」の意味もあります。
フジッコさん、当然ご存知で
この文様を採用したのでしょう。
顧客との「ご縁」を大切にしている。
そう考えたら、楽しいですね。
吉祥文様、
他にも電車のシートや駅ビルなど
様々なところに使われていますが、
意味を知らなかったら
気づきもしないで終わり。
だけど、
知識を持っていれば
例えば電車のシートの吉祥文様と
その意味が読み込めて、
このシートを作った人の想いも
分かる気がして、嬉しい。
知識があることで
より小さな幸せを感じる時間が増える。
そんなことをお伝えした
ワークショップでした。
今日はこんな素敵なワークショップで
講義させて頂いたこと、
熱心で知識の深いご参加の方々に
お会いできたこと、
ご縁に感謝しています。
私も七宝マークを掲げようかなぁ。
フジッコさんみたいに。
↑錦糸町のテルミナも七宝文様です。
↑こちらは都営浅草線のシート。
吉祥文様尽くしです。
↑同じく都営浅草線の窓は、七宝文様です。
この記事(吉祥文様)はこちら↓の三部作に続きます。
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