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大人ですが、何か?

ハッピーセットを買った。
子供用のセットだよね。
でも、年齢制限はない、ということをちゃんと調べて、買いに行った。

年齢制限はないのだけれど、やっぱりなんとなく後ろめたい。後ろめたいことなんて何にもないのにね。
「大人ですが、何か?」っていう顔をして、注文してみた。

お目当ては、もちろん「すずめといす」。新海誠監督の「すずめの戸締まり」のスピンオフ絵本である。

先日「すずめの戸締まり」を観に行ってきた。


「君の名は」を観に行ったのが公開後随分たってからで、「めっちゃいい〜!!」ってみんなが話題にしていたのが悔しかったので、今回は後悔してすぐに観に行ってきた。

な〜んの予備知識もなく観に行ったので(すずめちゃんが扉を締めるために日本全国を回る、しか知らなかった)、ああ、なるほど、ここに来るのか、と、泣いてしまった。ネタバレになるから、詳しく書けないけど……

新海監督の作品には、死生観を改めさせられる。悟らされたり、足掻かされたり。
だけどやっぱり、生きていられる限りは一生懸命生きなければ! と、清しい気持ちで映画館を出た。

いいなぁ。ものがたりって。
素敵なものがたりは、心のデトックスですね。

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