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自己紹介に代えて――出会ったツインは、26歳年下の既婚医師でした


魂の双子ともいわれるツインレイとの出会いは、ある程度の人生経験を積んだあと。
しかも、大きな転機を迎える前後が多いとよく言われます。

私の場合もまさにそうでした。
突然の体調不良で救急搬送され、一命をとりとめた直後。
そう。私たちは医師と患者という立場で出会ったのです。

医師は患者と個人的な関係を結んではならない。
そういう不文律があることは、おそらくほとんどの方がご存知でしょう。
つまり、禁断の関係です。

しかも彼は既婚者でした。

そしてさらに、私の26歳年下。

恋愛の相手としては障害だらけ。
ヘレン・ケラーも顔負けの三重苦です。
そもそも、こんな2人が惹かれ合うこと自体、普通ならありえない――。

ところが、宇宙はこのめちゃくちゃハードルの高いツインレイ・プログラムを私たちに課しました。

ともに過ごしたのは、私が入院していた約3週間のみ。
退院してから早くも6年が経過しましたが、その間、彼とはリアルで1度も会っていません。
いわゆる分離(サイレント)期間です。

この記事にたどり着いた皆さんなら、魂の双子、陰と陽、サイレント期間、ランナーとチェイサー、統合、シンクロニシティといったツインレイ用語は、すでにおなじみでしょうね。

でも、私がツインレイという言葉を知ったのは、かなりあとになってからでした。
もっと早くツインレイであることに気づき、サイレント中の過ごし方などを心得ていれば、会えない期間がこんなに長くならずにすんだのではないか。
そんなふうに思う一方で、ここまで時間がかかることも、もしかするとあらかじめ私たちのプログラムに組み込まれていたのかもしれないとも考えています。

普通なら、6年も会えなければ、恋愛感情など風化してしまうでしょう。
でも、私たちの互いに向けた思いは深くなる一方でした。

会えないのになぜ――。
実は、退院した翌年から、彼と私のあいだでは少し変わった形の交流が始まりました。
今では互いの連絡先も知っているし、彼は離婚もしています。

そう書くと、なんだか順調に歩みつづけてきたようですが、そんな一筋縄ではいかないのがツインレイあるある。
今度こそ会える、やっと会える。そんなふうに期待に胸を膨らませたことが何度あったか。
けれど、そのたびに手ひどい拒絶の仕打ちを受けるんですよね(涙)。
当然、私は傷つき、彼に対する不信感も芽生え、これはある意味、精神的なDVではないのか、もしかしたら彼はアスペルガーか、などさまざまに思い悩んだものでした。もう終わりにしようと思ったこともあったし、しばらく距離を置いたこともあります。
でも、結局またもとに戻ってしまう。
どうしても離れられないんです。
そしてまた、拒絶した当の本人である彼もまた、私以上に傷だらけになっていました。

私はツインレイについての解説や、サイレント期間中の過ごし方といった指南書めいたことを書くつもりはありません(というか、たぶん書けない)。
そういう情報はすでにネット上にあふれています。

ツインレイ関連のブログやYouTubeを、私もずいぶん渡り歩きました。
なかには自身の体験を語っている方もいらっしゃいますが、観念的な表現が多くなりがちで、具体的な話を知りたい私はずいぶんもどかしい思いをしたものです。
普遍的な表現のほうが不特定多数には伝わりやすいのかもしれませんが、個人的にはモヤモヤする(笑)。
ですから私は、できるだけ具体的な話を書いていこうと思います。

さらに、女性の側から語られるツインレイ体験では、どうしても比重の軽くなりがちな男性ツインの心理についても、私たちのような交流のしかただからこそ知り得た、彼の直接的な言葉を通してお伝えできるのではないかと思ってます。

このとおり、かなりプライベートな話になりますので、今後は有料記事が中心になりますことを、どうかご了承ください。


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