「わたし」は永遠

たとえ全てを手放して
全てを失っても
「わたし」という光は永遠に存在し続ける

たとえ全てが無くなっても
たとえ全てが消滅しても
「わたし」という光は永遠に存在し続ける

そして「わたし」はまた無から有を、
無から全てを創造する

「わたし」はアーティストで
真っ白のキャンバスに
絵を描いては消して
また描いては消す
その繰り返し

全ては
ただ単に「わたし」によって描かれた絵に過ぎない

全ては幻想に過ぎない

この肉体も、また肉体を持った「私」も幻想である

いずれ朽ち果てて消えていくもの
あるいは光に解けて消えてしまうもの

真に存在するのは
「わたし」という光だけである

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