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「忘れないで」と言うより「覚えていてね」と言う

たとえば、晩ごはんの材料を買い出しに行く。
あれと、これと、それを忘れないようにしなきゃ。
そう思っていると、なにかを買い忘れてしまう。

たとえば、食器を運ぶとき。
お皿を割らないようにしなきゃ!と思ったら
盛大に割ってしまう。

たとえば、楽器を演奏するとき。
この部分を間違えないようにするぞ!なんて思っていると
すかさずミスを連発してしまう。


○○しないようにするぞ!って思ったり口に出したりすると
なぜか○○してしまうっていうこと、ない?


これは、脳みそが
"しない"っていう言葉を受け取りにくいかららしい。

"忘れない"って思ったら忘れるし、
"割らない"って思ったら割るし、
"間違えない"って思ったら間違える。


じゃあ考え方を少し変えなくてはいけないね。


忘れない → 覚えておく
割らない → 上手に運ぶ
間違えない → 完ぺきにする


こういった形で
"○○ない" を "○○する"のように
変えていくと、意外とうまくいく。


子どもにお皿を運んでもらう時
「上手にできるかな~?」
って言ってみたら割らずに運んでくれる確率が高いんだって
どこかで聞いたことがある。


わたしも、楽器を演奏しているときに
「この部分を完ぺきに演奏するぞ!」って言い聞かせていたおかげか、
失敗もせずに演奏を終えることがたくさんある。



なにかをしたくない、ある状況にはなりたくない
ならば、"○○しない"のいい方から"○○する"という表現に
変えてみてはいかが?

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