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飽きっぽいわたしのダイエット★60歳で体重10キロ減量〜〜〜1年間のダイエット記録〜そして現在進行形

2021年 社会人になってから初めて内科を受診しました。

2021年(令和3年)春・・・激烈な腹痛と嘔吐で2日間飲まず食わずとなりました。
診断は「ストレス性の急性胃粘膜症候群」。「痛かったでしょ」と内科の医師に哀れみを込めた目で言われ、自分は苦笑いするしかありませんでした。正直、水分摂取も不可能になってたので点滴してしのいだ2日間はかなりハードで、ただ症状から「これは胃だな・・・。」と当たりをつけていたので不安感はありませんでした。ひたすら痛かったけれど。
それより問題はその時の採血で「高脂血症」がみつかったこと。

「健康なDEBU」の免罪符を失いました。

それまでは「健康なDEBU」を自称するくらい,立派な肥満体でも検査異常のない人間だったので「やっぱ年かな」としんみり考えました。「ストレス性の急性胃粘膜症候群」治療後、それでも高脂血症以外はHbA1cは5.5で血糖も正常、血圧も121/69mmHgと正常値。内科の先生に「薬飲んでね」といわれ、ロスバスタチンを処方されました。薬は大変よくきいて一発で正常値にはなったのですが、その後、忙しさに紛れて通院が継続できず、自家診療できないので自分の薬を自分に対して出せないため薬が飲めない状態になりました。

その後に自分で24時間血糖の測定をしてみたらHbA1cも空腹時血糖も正常なのに毎回ではないのですが食後の高血糖と反動での低血糖が分かりました。また、酸化ストレス度測定/抗酸化力測定(d-ROMs、BAP測定)を調べる機会があり以前は正常だったのにかなり酸化ストレスが増大しているという結果もでました。

酸化・動脈硬化・血管の病変・狭心症・認知症etc.etc…いろいろな病気が頭をよぎり・・・「ダイエットした方がいいよね・・・しなきゃだよね・・・運動も・・やばいよね・・・。」と考えつついろいろな理由をつくって先延ばし・・・「でも忙しいから一段落したら」などと言い訳して月日が過ぎました。

2年たって2023年卯年・・・コロナをいいわけに体重増加を無視していたいましたがさすがにやばいと思いました。

人生最高値  77キロになってしまいました・・・・。
いままでは学会、研究会出張もあって動いていることもあったのに最近はオンラインが多くおうち時間で・・・動かず、ずっと食べていた・・・。
ついでに飼い犬たちも高齢化して運動量がぐっと減ったし(以前は犬とチャリで1時間走ったりしてました・・・彼はボーダーコリーです)
この5年間くらいは少し工夫して2~3kgは減っては戻る、いや増える・・・。
時々不安になってなんとなくダイエット。始めの2週間は体から水分が減ったりで2~3キロぐらいは簡単に落ちます。でも大抵1か月たてば元の木阿弥。その典型的なパターンを繰り返していました。

最近は半ば諦め気味で「コロナで動けないし」「飲食店援助で外食だー」とか「健康なDEBUもあり」などと言い訳をし、頭の中に「やばい」という言葉が浮かびつつ目を背け、とうとう未だかつてない体重を目にした2023年うさぎ年のウサギの月。covit19の制限が解除され、世間が動き始めました。
前述の通り、やっと「体重を落とそう」と決心し、思考・行動・食事や生活を見直して、ついでにサプリや漢方も総動員で減量作戦を考えました。

ちょうどこの時、週2日担当していたクリニックも退職し、勤務は自分経営するクリニックのみになり、当直もなし。比較的普通の生活ができそうになってきて(それでも経営のストレスもあるし、夜たたき起こされない、というだけで帰宅は21時回ることはざらですが)・・反面、自営業者としては体が資本、「忙しい」をいいわけにこのまま不健康放置ではまずいなと思うことが増えました。
肥満がcovit19重症化リスクであったこともあり、covit19パンデミックでのいろいろな出来事は「肥満」のリスクを、自身の健康面だけでなく経営上でも改めて感じる機会になったのだと思います。

とりあえず体重をへらすにはどうしたらよいか・・・考えました。

食事を以前のように全部自炊でやればそれなり減るかな?
でもあの当時とは年齢違うし、基礎代謝も筋肉も落ちている。
では筋肉を付けた方がいいか・・・運動するか?

確かに若い頃は体重を落とすには運動でという方法をとってました。でも、年齢を重ねて体重も増えすぎているから関節に無理かけたくない(体重の3倍の負荷が膝にはかかる)、怪我をすれば運動量はさらに減るので現状で運動で体重を落とすというのは健康的なダイエットには向かない。ついでに運動してエネルギー消費するにも体力や筋力が落ちていて運動だけそんなにエネルギー消費できないし、さらに帰りにスポーツジムにいく気力と時間はなく(ついでにいうとその時間があれば「犬」の相手しないとなあと思うのです。)家帰ったら家のことをしてそれで終了なのでここに減量できるような運動を入れ込むのは自信まったくないし。

じゃあ・・・嫌だけど、考えたくなかったけど・・減量の中心は食事・・これをどうにかするしかないよね・・・時間的に難しいので以前のような自炊だけには頼らない調理の方法で・・・・にたどり着きます。

結局は正攻法・・・まずは食事だなと腹をくくりました・・・でも一番大事だったのは○○でした。

運動はとりあえずは筋肉量を維持するを目的にするくらいで・・・食事を何とかしようかな。
食べるの好きだからなあ・・・・癒しだからなぁ。
忙しいとインスタント食品やコンビニ弁当べんりなんよね。
まあ、お酒のこだわりはないからまあそこはいいけど、あんこ好きなのよね・・・。
外食はさして好きではないからいいとして料理もこったものをする気力はない。こったもの以前に自炊はコンスタントに食材を使わないともったいないし・・・・作りすぎて残ると食べ過ぎるし。

ネットでみる短期間で体重を落とすようなダイエットには懐疑的だし。
この年で変なダイエットして、挙げ句、リバウンドしたら意味ないし、そうすれば筋肉は余計落ちるし。筋肉量落ちたら動きのパフォーマンスも落ちるから認知症にもつながると思うし。

置き換え的な△▲▽▼ダイエットというのはやっても続かない・・・飽きるし、リバウンドするし。
「流れとして、今を逃すときっとこういう機会はないな」という感じはあって、私にむいたオリジナルのダイエットを考えようと決めました。

具体的には私の場合77キロから落とすとなると月に0.5kg~1.5kg減で、1年程度をみこんで−10kg~15kg減の長期戦。

目指すは長期戦可能で、リバウンドなし・目標体重に至った後も継続可能な食事や生活習慣を組み込んだダイエット。かつその後も日常的に継続できる(=自分の嗜好も加味したもの、手抜きも可能)であること、そしてあるいみ「体質改善」もかねないといけません。

継続可能と言うことは、抜けるとこは抜いても大丈夫な日常的に可能なダイエット=ハードル低目の普段使いのダイエット計画が必要です。

というわけで目指したのは〜〜健康志向かつハードル低目の継続可能なダイエット〜〜

  • どう考えても食事の改善・・・食生活なんとかしないとはじまらない。

  • 行動面・・・食を乱している思考や行動に注目してCBT(認知行動療法)のテクニックをちょいと拝借して対応してみよう。

  • 認知への注目・・・ダイエットを止める言い訳への対応・工夫をする。ここでもCBT(認知行動療法)のテクニックをちょいと拝借。

  • 食生活の変更に加えてサプリや漢方も併用ありだ

  • できるだけ楽に続けれるよう・継続可能なものがいいからハードル下げる

  • とりあえず現状を把握しないといけないから1ヶ月は今の状態を真面目に把握。

として卯年4月行動開始。

結果 2023年5月 77kg→ 2023年大晦日 66.8kg達成しました・・・ちなみに現在進行形2024年2月末で65kgです。


夜の食事タイムが唯一の憩いだったこの20年

 子供の頃、動くのが嫌いで絵を描いたり本を読んだりするのが好きで、でも胃腸は丈夫だったので食欲は旺盛で、小中学生のときもまるっとした体型でした。そういえば夕食後、必ず寝るまでの間に何か食べ物がでていました。果物が中心。
特に体重が増えたのが大学受験のとき、あんパン食べながら試験勉強してました。ながら食いの初まりです。
その後大学で運動部にはいったのと学食と貧乏な自炊生活で体重は減ったのですが、社会にでてからは時間が不規則な仕事、お付き合い多し・・・で体重増加、30代になり、運良く職場の隣に提携しているスポーツジムがあって、on callのときはそこでずっと過ごしていたこと、主食に玄米食を取り入れたり、バランスがとれそうな定食屋を発見し体重はぐっとへりました。
159cm 54kg 体脂肪23%(学生時代は19%でした・・・体育会系で)
30代中盤までは55kg程度の体重で維持できていたのですが転勤先が『外食好き』で『肉食』だったものだから・・・付き合いでどんどん体重増加。忙しくて運動する暇なし当直もこなしていたので生活リズムがぐちゃぐちゃ。職場でも管理、12年前からは自分のクリニックの経営もあり時間ないからコンビニがお友達。かつてないほどの丸さになってこれはどうにもならん・・・という状態。「持病の腰痛もしんどいぞー」でした。
それでもダイエットには踏み切れなかったのです。
私くらい増えてしまうと極端に食事を制限しないと難しいと考えて気が重かったこと。時間的な問題や実際、帰宅後の食事が一番「まったり」できる時間(だとおもっていた)のでそれを変える決心がつかなかったのです。とうとう、わたしが一番調子が良いと感じる体重からプラス22キロ。
不摂生で急性胃粘膜症候群をやらかし
生活習慣病発覚し
耐糖能異常も発見し
やっと始めることができた「卯年のダイエット」5月〜12月の間で77キロは66.8キロに。今もあれこれ工夫を加えての現在進化形です。

様々な手法や理論を取り入れつつ
もともと丸い体型で、おやつは好きで、もともと大食い。あまり根性がなくて、継続が苦手、気分屋のダイエット記録です



興味がある方は続きをご覧ください
卯年🐰のダイエット記録  始まり始まり

ちなみにダイエットで一番大事だった○○とは・・・思考・行動パターン でした。




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