意識低めサラリーマンのNew York Timesの嗜み方--ニューヨークタイムス小町
少しでも英語の勉強を、っていうんでNew York Times電子版を購読しています。
といっても普段は見出しだけ読んで写真だけ見ておしまい。
そんなんで英語の勉強に役立つのか、と言われると、まったく役立っていないんですが、私のお勧め「The Ethicist」のコーナーをご紹介したいと思います。
New York Times Magazineのなかのコーナーで、読者からのご相談に
Ethicistがなんとも品の良いアンサーを出す、という。ちょっとした発言小町的なコーナーです。
コマッチャたちの辛辣なコメは?
→「コメント欄」が設けられており、深イイ(?)コメもあります。
読者からの質問自体はわりと生活密着型のあるある話ではあるのですが、ご近所トラブルや家族への愚痴は世界共通!
英語で品よくまとめてらっしゃいますねー、という学びがあります。
面白い記事いくつかあるのですが、ちょっと前の夫婦関係についてのご相談をダイジェストでご紹介
A Banana Peel Has Made Me Question My Marriage. Who’s Right?
バナナの皮がもたらす結婚への疑念。正しいのはどっち?
いやー。どこでもありそう。
子供の前で配偶者のマナーとか注意して、注意された方がめっちゃ不機嫌になってそのあとも引きずるパターン。
後述しますがNYコマッチャたちも「これが始めてのことじゃ無いだろ」と言ってますが、私もそう思います。
片方の性格がおおざっぱ、片方が神経質でギャップが~という問題ではなく対話として嚙み合わなってないとこをが気になります。
13歳のお子様も同乗してたっぽいですけど、子供とはいえ13歳ならある程度もういろいろ分かってるしこんな両親の会話聞きたくないでしょうね。
Ethicist様のアンサーはこちら
最後のセンテンスは英語のままでお届けします。
なかなかおしゃれなしめくくり。
この記事に対して50件のコメントがあります。
いくつかピックアップ
「バナナの皮はどこであっても2-3日で分解しますよ。試してみな。
なお俺が住んでいるところでは、みんな缶やらプラスティックボトルやら車から歩道に捨ててるよ。
そういったのは分解しないね。要するに奴らはただの豚だってこと。」
「あなたの夫は最近解雇されたり、誰か大切な人を亡くしたり、酒たばこへの依存があるんじゃない?
もしくは最近手術を受けたり死ぬかもしれないような経験をしたのでは?もしくは突然変なことを言ったりしたりし始めていない?
なんでこんなこと聞くかって、あんた10年以上も一緒にいるんでしょ。人はよっぽどのことが無い限り突然ふるまいを変えたりしないよ。
何か見えないところに深い理由があるはず。
思うにあなたは10年間の意識不明から目覚めたばっかりではなさそうだし、夫の突然の態度の変化に何の理由も思いつかないんだったら
それはそれで問題だよ。」
「『俺は大人だから好きにやる』ですって!このひとことが夫の人柄を表していると思う。マジ自分勝手で子供じみてる。
解答者がこの点に触れてないのは見落としてるんかな」
「まじかよバナナの皮ごときでこんな事になる?」
「バナナ男は見当はずれも甚だしい。セラピーなんつうアドバイスは受けずに、そんな夫捨てちまいな」
「バナナの皮を捨てるのは許せる間違いだけど、『大人だから好きにやる』はちょっと許せない」
「彼は間違ったことをして、間違っていることも分かってて、間違っていることを気にしてないところが間違ってる。自分がたりになっちゃうけど、昔のボーイフレンドでJPモルガンに勤めてた人が、私と一緒にくらしたいというくらい真剣につきあってたんだけど、ひとんちのドアマットの下の新聞を盗んだりしたんだよね。
そうする必要もないのに。すごい変な人だった。その人が朝マックでシャツにこぼしながら食べて、しかもウォッカを一緒に飲み始めたの。そんなことがあってすぐ後に浮気されてたことに気づいたんだいけど。私が知ってる彼とはまったくの別人に感じられた。もともとそういう自己愛の人だったのに私の前ではできるかぎり普通を装っていたみたいて、急にその装う努力をやめたっぽい。
相談者が「一線を越えたな」って感じたんだったら、その直感を信じてほしい。バナナの皮は氷山の一角だと思うよ。」
「私も窓からごみすてる男をフッたことある。ドライブ中にマックに寄って、私は食べ終わったゴミを袋にしまったんだけど、彼がそれをこっちに、というから後部席においてくれるのかなーとおもって渡したの。
そしたら窓からいきなり捨てたんだよね。もう大喧嘩。かれは車の中にゴミを置いておきたくないって言ったの。
最終的に、夜だったけど何マイルか戻って探しに拾いにいったの。結局見つからなかったんだけど。彼はわたしを黙らせようとしてた。彼は「公共」とか「よき市民」であることをまったく気にしないの。自分のことじゃないから。彼の別の一面を知って、それが二人の「終わりの始まり」だったよ。
「妻のほうが100%正しいんだろうけど、正しさでこんだけ殴ったら、ねぇ。彼女はいつ振り上げたこぶしを下すか分かっていないよ。もし夫とうまくやっていきたいんなら、夫の繊細なプライドをうまく転がしてやんなよ。」
「カップルセラピー~?まあそう書くべき立場だから書いたんだろうけど、この二人、それぞれサイコセラピー必要だよ。」
「自分はバナナの皮を地面に捨てることは生分解によって土壌を良くしていると思ったよ。ごめんなさい」
「ちっぽけなことだけど夫は妻の倫理観を無視している。もっと深刻な状況でも同じような態度をとることが想像に難くない。お互いの倫理観を尊重できない人なら、自分の幸せのために距離を取ったほうがよい。」
いかがでしたでしょうか。
コマッチャのコメントも味わい深いので読み込んでしまいます。
ちょっと英語でも小町を読んでみよっかな、という気になりませんか?
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