今日の嬉しかったこと
一言で言うと
「些細な人助けをしたらパンをもらった話」
なのだが、自分が少しでも誰かの役に立てた、という嬉しさと、思いがけないプレゼントに対する嬉しさを感じるのが久々だったので、書きたくなった。
朝ご飯を食べてから、近くの公園を散歩しに行った。
日差しは眩しくて鋭くて、暑いなあと思いながら。でも時折吹く、涼しい風に助けられながら。
いつものコースの半分くらい行った時、急に
「すみません」
と声をかけられた。
振り返ってみると、車に乗ったおばちゃんが私を呼んでいる。
どうやら、お友達のお孫さんの、ソフトボールの試合を観に来たらしい。でも場所がわからないと。
合っているか自信はあまりなかったけれど、会場だと思われるところを教えた。途中まで、ちょうどいつものコースと同じ道のりだったので、一緒に向かった。
別れ際、「友達と観戦しながら食べようと思ってたんだけど、あげるわ」といって、ジャムパンをくれた。
そのおばちゃんの優しさを感じると同時に、今日あのタイミングで部屋を出て、この場所に散歩に来てよかったな、と思った。
心が温かくなる、という表現がぴったりだなあと思いながら、青空の下を歩いた。
昨日が去って、今日を生きて、明日を待って。そうやって過ごす日々は、やりがいがあって楽しい。でもね、たまに心が追いつかなくなる。忙しすぎて、置いてけぼりにされてる気持ちになる。
いつのまにか、やりたいこととやらなきゃいけないことがごちゃ混ぜになってしまう。自分の時間の使い方に正解を求めてしまう。
でも、
そんな日々を幸せだなと感じるには、
どんな小さなことでも良いから、
毎日幸せを見つけようとする気持ちが大切なんだよ、と。
教えてくれた気がする。
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