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動くからつながる

 
こちらは、「でしリスト」について紹介した前回のnoteです。こちらをFBでも投稿したところ関心を持ってくださる方がおられ、一緒に「オンラインででしリストワークショップやろう!」という話になりました。

ここから、新しいつながりがうまれたのでその報告です。

1、オンライン「でしリスト」ワークショップがうまれるまで

きっかけは、FBに投稿したこと。
そこに反応してくれたのが、今年の2月に初めてあった「さきちゃん」!
さきちゃんとは、「つわの生き方留学」という企画で出会ったのですが、実際に一緒に話した時間は3時間もないくらいのつながりでした。

最初はさきちゃんと二人で「でしリスト」つくりをしようという話になりそうでしたが、せっかくならだれか誘おう!ということに。

意図的に人を呼ぶのもありですが、偶然性を楽しみたいなと思い、FB上でゆるーく2名限定で募集したところ、反応をいただくことができ、ここまで実は3回実施してきました。

2、1回目の「でしリスト」ワークショップの様子

(日時)5月31日(日)14:00~15:15
(媒体)ZOOM
(メンバー)わたし、さきちゃん、津和野町芸術士®さん、高知県の高校魅力化コーディネーターさん

今回は、私は全員のことを知っていたのですが、他の3名は全員初めましての方です!
私も知ってはいるけれど、ほとんど話したことの無いくらいのほぼはじめましての関係性。初のオンラインもあってちょっとだけドキドキ、そわそわしながらはじめました。

(流れ)
①「でしリスト」について簡単に説明(石倉)
②名前・所属・参加動機の共有
③できること発表タイム(5分×4)
*一人終わるごとに、全員から感想をもらいながら
④してほしいこと発表タイム(3分×4)
⑤ふりかえり

こんな感じで始めました。
今後の会も基本はこの流れは組みながら、参加者の関係性によって変化しています。

(検証結果)
◎お互いのことを知れる(仕事・趣味・運動歴など)
◎実際に会ってみたくなること
◎少人数で話すので、普通のイベント参加よりも話す時間が多く仲が深まりやすい
△若干の緊張感はある
△でしマッチングの際、物理的に距離があるので情報交換で終わってしまう

課題もなくはないですが、少し話しただけでは分からないその人のことを知れるので、出会いの入り口と思うと、「でしリスト」はとてもよいきっかけになると思いました。

3、2回目の「でしリスト」ワークショップの様子

(日時)6月2日(火)20:00~21:30
(媒体)ZOOM
(メンバー)わたし、さきちゃん、津和野町教育魅力化CNさん、大阪の中学校の先生

今回は、昨年までの仕事仲間のCNの子や、津和野町の教育に関心を持ってくれた方との会です。
4人全員が、全員と面識がありました。よく知っている人と、あれよく考えたらあんまり知らないかも。という人が混合しているようなそんなメンバーです。

(流れ)
①「でしリスト」について簡単に説明(石倉)
②名前・所属・参加動機の共有
③できること発表タイム(5分×4)
*一人終わるごとに、全員から感想をもらう
★追加
その人のできること言い合うタイム(2分)
④してほしいこと発表タイム(3分×4)
⑤ふりかえり

基本的な流れは変えずに、新しい試み
できること追加タイム」を設定しました!

これは、お互いに関係性がないとできなかった取組みです。その人の「できること」を聞いたあと、聞いていた3人で他にもその人ができることを言い合うという時間です。
単純に「ほめられる時間」になるので、すごくうれしいし、そんな風に思ってくれていたんだ、見られているんだということに気付けてついつい照れ臭くなりつつも、めちゃくちゃ良い時間になります!

(検証結果)
◎お互いのことをより深く知れる(仕事・趣味・運動歴など)
◎お互いのできることをもっと詳しく聞く時間を、別日に設定できる
◎知っているつもりになっていた部分や意外な一面、共通点をみつけられてよりその人のことが好きになる
△直接会いたい気持ちが高まりすぎる

何回かあったことのあるくらいの関係性の人だと、うわべで知った気になってしまいますが、「でしリスト」を通して、より深く知れるので、「それなら今度○○について詳しく教えて~」とかそういう行動につながりやすいです。
今回は、さきちゃんにNVCについて語ってもらう会(6月16日)に発展しました!

4、3回目の「でしリスト」ワークショップの様子

(日時)6月14日(日)14:00~16:00
(媒体)ZOOM
(メンバー)わたし、さきちゃん、さきちゃんが昔一緒に活動していた仲間×2名

今回は、私にとって初めましての人が2人でした。
さきちゃんと他の参加者2名の合計3名は昔一緒に活動していた仲間のようで、これまた今までと違う深まりがみられました!


(流れ)
①「でしリスト」について簡単に説明(石倉)
②名前・所属・参加動機の共有
③できること発表タイム(5分×4)
*一人終わるごとに、全員から感想をもらいながら
④できること追加タイム(3分)
⑤してほしいこと発表タイム(3分×4)
★追加
してほしいことについて深堀するタイム
⑥ふりかえり

今回は、最初に「してほしいこと」を言ってくれた方が、かなりパーソナルな話をしてくれました。
いままで「してほしいこと」は、「できること」のおまけみたいな扱いを私はしていたのですが、この会のおかげでその考えを見直すことができました。
普段の「してほしいこと」は、相手にやってもらいたい「お願い」の要素が強いけれど、この場での「してほしいこと」は、お願いではなく、相手に変容を求めないただのつぶやき

であることが、個人的に一番の発見でした。
ちょっと言ってみるんだけど。くらいの発言なので、聞き手も気軽に受け取れます。
聞いたから、何かしてあげなくちゃと思う必要もないのが、この「でしリスト」の良い所でもあります。


(検証結果)
◎懐かしいメンバーでやることで、過去と今の比較ができる
◎意外な一面を発見できる
◎もう一度つながり直しができる
△安心安全な場でなければ、深い話はできない

5、まとめ

オンライン上で3回、異なるメンバー、異なる関係性の人と「でしリスト」ワークショップをやりました。
参加メンバーの関係性によって会の雰囲気は変わります。もしかしたら目的も変わるかもしれません。

どんな場面で使うのか、意図的に持っているとより実りある時間になると思います。
例えば、
・自己紹介的な使い方
・近況報告会的な使い方
・具体的なマッチングを期待する使い方

いろいろあると思いますが、大事なのは、共感的に聞き合う雰囲気作りです。「できること」ってそんなに自信をもって言えない人がほとんどだと思います。でもあえて言うなら、こんなことかな…って言ってみた時。
聞き手が、すごく関心を持ってくれたら、温かくうなずいてくれたら。
それだけで、ちょっと幸せな気持ちになります。
そして、くりかえし自分の口で「できること」を言っているうちに自分のできることリストは磨かれていきます。


オフラインの場で「でしリスト」ワークショップをやれせてもらえることができたので、オフラインの様子もこのnoteでお知らせしていきます♪

最後になりましたが、一緒にこのワークショップの時間を作ってくださったみなさんにありがとうございました!!

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