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好きなドラマの批判記事を見て思うこと

NHKの夜ドラ『作りたい女と食べたい女』が私は大好きです。

NHKプラスをスマホのアプリに入れてからというもの、家事をしながらNHKプラスでおもしろそうな番組をみています。
このドラマもたまたまNHKプラスで見つけて見始めたのですが、ものすごくほっこりする音楽と映像と優しい二人の女性のやりとりに、「あぁいいなぁ~」と思ってとても楽しみに見ています。
料理関係のドラマかなと思っていたら、ジェンダーの問題など思ったより深いテーマでびっくりはしましたが、個人的には大好きなドラマです。

そして、タイトルにもある通り何となく「作りたい女と食べたい女」で検索してみると、いきなり否定的な検索結果が…!!
そんな風に見る人もいるのか…という驚きと、自分が好きなものに対して否定的な意見を目にして悲しくもなりました。

私自身も、万人に愛されるものは無いとは思っています。好き嫌いは人それぞれだし、好きじゃないなぁと思うこと自体は自然なことだと思います。でもわざわざ「マイナス」なことをそんな風に書かなくても。。それを書いてどうしたいのかな。ドラマをやめさせたいのか。原作者もこらしめたいのか。ドラマ制作陣のやる気をそぎたいのか。
「よくないね」「よくないね」を発信すれば、深く傷つく人がいます。傷つけて排除して、その先に何が残るのか。
当事者ではなくても、何か始めようとする人が「自分もこんな風に知らない誰かから攻撃されるかもしれない」と怯える社会で、誰が挑戦をしていけるでしょうか。(よほど精神的に卓越した人でないと挑戦もできないのではないでしょうか?)

批判は必要。でも批判する人は、その相手自体のことは尊敬していることが必須なのではないでしょうか。ただただ、自分の考えや思いとは違うから、間違っているから!と怒りの気持ちで批判するのは人間のすることじゃない。匿名だからって何を言ってもいいわけじゃない。その批判の先には生身の人間がいることを忘れないでほしいなと思う。



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