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【投資を学ぶ】ポートフォリオとは?目標を設定してかしこく資産形成

ブログのほうが図解付きで分かりやすく解説しています。ご興味あれば…

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資産形成のために投資を始めてみると、よくポートフォリオという言葉を聞きます。

投資経験が浅い方はこのポートフォリオを特に考えず割安株や高配当株を購入してしまいがちですが、

実はそれってリスクが高いのです。

ポートフォリオは安全な資産形成するうえで重要な考え。

今回はポートフォリオについて学び、一歩進んだ投資を始めていきましょう。

ポートフォリオは

〇資産形成をするための重要な考え方
〇安全な資産形成をしていくことができる

余談ですがポートフォリオは個人差も表されて人の性格が映し出されます。

他人のポートフォリオを見ると結構面白いですよ。

わたしのポートフォリオも今後公開予定?

ポートフォリオとは?


投資や資産形成におけるポートフォリオとは「自分が保有している資産の組み合わせ、その比率」です。(業界によって意味が少し異なるので注意)。

ではそれぞれのケースのポートフォリオを見てみましょう。

ケース1 投資していない人の場合
例えば、日本人の多くは投資はせずに銀行に預貯金をしています。その場合のポートフォリオは


シンプルですね(笑)。でもこれも立派なポートフォリオです。

特徴は超低リスク超低リターンであること。お金は全く増えないので現状を満足している人向きです。

ケース2 株式投資(日本株)をしている場合
多くの個人投資家は日本株を中心に投資を行っているのではないでしょうか?その場合のポートフォリオはこんな感じです。


ケース1と同様にシンプルです。

特徴は日本株の構成にもよりますが、なにかの拍子で日本全体の価値が下がった時は非常にリスクがあることです。

ケース3 ポートフォリオを意識している人
しっかりと分散投資している人、ベテラン投資家のポートフォリオは、


こんな感じ。なんかそれっぽくなってきましたね。

特徴として色んな形で投資をしているのでリスク分散がしっかりできていることです。

自分のポートフォリオを組立てよう


では、ポートフォリオのイメージが湧いてきたところで自分のポートフォリオを組立てていきましょう。

ステップは簡単です。

①予算を立てる
②目標を立てる
③運用利回りを決定する
④ポートフォリオを作成する

例えば初期投資100万円で毎月3万円を資産運用して20年後1500万円にしたい、運用利回り(年)は5%必要となります。

このように①、②を考えてそのために③が何%必要なのか決定させます。

では①~③を詳しく見ていきましょう。

①資産運用のための予算を立てる
ここでの重要な点は、

⑴初期投資にいくら費やすことが可能なのか
⑵毎月無理せずいくら投資が可能か

です。

⑴が多ければ多いほど当然得られるリターンも大きくなります。例えば初期投資1万円と100万円で運用利回り年3%では、(毎月積立なしの場合)

〇初期投資1万円:300円
〇初期投資100万円:30,000円
得られるリターンも大きくなります。

ただしリターンを大きくするために生活に必要な預貯金もすべて投資に回してしまっては万が一の時にすぐにお金が受け取れません。

自分の預貯金と相談して、いくら投資に回していいのかはしっかりと確認しましょう。

〇初期投資が大きければリターンも大きい
〇投資に回したお金はすぐに引き出せないと思ったほうがいい
〇現在の預貯金を確認して投資に回せる金額をチェックしよう

⑵も多ければ多いほど当然得られるリターンも大きくなります。

ただしここで重要なのは金額よりも毎月無理せず積み立てることとです。

詳細はここでは割愛しますが、同じ銘柄に投資するにしろ色んな銘柄に投資するにしても定期的に積立て投資をするほうが安定したトータル利回りが高くなります。

そのため”無理せず”毎月投資できることが重要なのです。

〇無理せず・毎月投資できる金額を設定する

②なぜ資産運用するのか?目標を立てることが重要
さて、先に〇年後に〇千万円貯めるにはどのように資産運用していけばいいかを書きました。

ここで重要なのは、何のために資産運用したいのか目的をしっかりとたてることです。

例えば
10年後開業したいので2千万円必要。
老後資金のために退職金とは別に2千万円貯めておきたい。

などです。(老後資金などはなぜ2千万円なのか詳細を考える必要がありますがここでは割愛します)

しっかり目標を立て続けていくことが資産運用では最も重要です。

〇何のためにお金が必要なのかを考える
〇とにかく続ける

③運用利回りを決定する
ここまでで、初期投資金額・積立金額・目標金額を決定しました。

計算式でいうと、

ax + b = y

でa(運用利回り)だけ決まっていない感じです。(x:積立金額、 b:初期投資、 y:目標金額)。

なので、目標金額yになるようにa(運用利回り)を決定するだけです。

例えば初期投資100万円、毎月積立3万円、10年で目標金額2000万円にしたい場合の運用利回りは何%でしょうか?

21%です。

一般に投資の運用利回りは1~7%くらいのためこれは非現実的です。また運用利回りは高ければ高いほどハイリスクハイリターンになります。


引用:http://www.am-one.co.jp/
運用利回りを決定するのはここのサイトが役立ちます。

資産運用かんたんシミュレーション(アセットマネジメントONE)

計画を見直す
先の条件では厳しいので見直しが必要です。

例えば目的がお店の開業資金だった場合、少しお店を小さくして

〇目標金額を1500万円
〇初期投資200万円
〇毎月5万円
〇運用期間15年

に変更します。これだと運用利回り3.5%となり、許容範囲です。

このように実際に計算をしてみて運用利回りに無理がないかなど確認しながら修正をしていきます。

〇現計画で何%の運用利回りが必要か計算する

〇計算結果に合わせて目標や計画を変更する

さて、運用利回りはいくらになったでしょうか?

3.5%です。

これなら高すぎるわけでもなく現実的な数値です。

では、この運用利回りを参考にポートフォリオを作成していきましょう。

④いよいよポートフォリオを作成
①、②、③で必要な資金、目標、そのための運用利回りが決まりました。

最後はこの運用利回りに合わせて投資をしていくだけです。

一般に


東北銀行HPより
となります。

3.5%運用利回りは投資信託中心に株式を投資をしていくスタイルになるとおもいます。

例としては初期投資100万円のうち60万円を投資信託、株式40%といった具合です。

より高いハイリスクハイリターンを狙いたい人は株式投資、海外株式投資なども検討する必要があります。

このように目的・投資金額、運用利回り、リスクリターンを考慮しながらポートフォリオを組んでいくことになります。

わたしは投資初期は国内株式を中心にポートフォリオを組んでいましたが、投資信託、外国株を中心にポートフォリオ組みなおすように資産の入替えをしているところです。

運用利回りに合わせた投資銘柄を選択する。

ポートフォリオを組んだ後
さて、ここまで自分のポートフォリオを組みました。

しかしポートフォリオは定期的にメンテナンスが必要です。

例えば運用利回り3.5%で国内株式中心に購入していたが、日本平均の株価が下がってしまい、利回りが減少したとします。その場合は国内株式の割合を減らし外国株式の割合を増やすなどメンテナンスが必要です。

ポートフォリオのメンテナンスは毎日行うものではなく月1程度に行えば十分です。

慣れてくるとこのメンテナンスが楽しかったりします。

まとめ
いかがでしたでしょうか。

ポートフォリオは資産運用していくうえで目標を見失わないようにするための重要な道しるべです。

自分だけのポートフォリオを組んで無理せず着実に資産運用をしてみましょう。

次回はより投資銘柄ごとのポートフォリオを作ってみようと思います。

記事ができたらまたリンクを貼りますのでよろしくお願いします。

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