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久しぶりの一人旅

今日からニューヨーク!
夫の仕事に合わせて、しばらく私も滞在することにしました。

2年ぶりに一人で乗る飛行機。
結婚するまで何でも自分一人で頑張って生きてきたのに、結婚以来、そして駐妻となって以来、それごパッタリと終わり、レディファーストを良いことに何でもかんでも夫任せになっていました。大きな荷物も持たなければ、旅行の計画も、食べに行くお店探しも何もしない「受け身のワタシ」。今回は久しぶりにその受け身のワタシから脱却できました。自分で荷物を運び、チェックインし、荷物検査し、飛行機へ…たったそれだけの作業なのに何故か大冒険の気分でした。ちなみに、夫は一足先にニューヨーク入りしています。

今回は2列、3列の小型の国内便向けの飛行機。参列の通路側で少し残念に思っていたところ、運良く斜め前の二人席が空いており、キャビンクルーに聞いたら移動できたのでラッキーでした。何度か日米間で使ってとにかく印象の悪かったデルタ航空ですが、今回はスタッフに問いかけた際とてもスムーズに席移動ができたので少し印象が変わりました。こんなに小さなことで印象が変わるのだから、人間って面白いなと思います。

私は仕事の関係でエールフランスのマイレージプログラム「フライングブルー」(KLM、デルタなどの入っているスカイチームのひとつ)のプライオリティメンバーなのですが、昨今の状況のせいで以前に比べると全然飛行機に乗らなくなりました。幸いコロナの影響ということ、飛行機に乗らずともこの権利は2年連続で延長されたので、お陰でアメリカに来てから何度か利用した飛行機で毎回メンバーの特権を利用させてもらっています。退職して駐在帯同の主婦になった今、たとえ今後また日本で就職しても、これからは正直エリートメンバーに上がるほど出張や旅行することはないかと思うので、“最後“の気持ちで楽しんでいます。

ちなみに、夫も出張が多く結婚前から年の1/3は北米や中米を飛び回っていたので、ANA、JALともに最上級の会員にまで上り詰めました。私のフライングブルー同様にコロナの影響で1.2年の権利延長があり、今は夫婦揃ってスカイチーム、スターアライアンス、ワンワールドと世界の最大級の航空会社のエリート会員となりました。今だけは旅行においては世界最強の夫婦です!駐在して飛行機に乗ることは無くなったので、彼のエリート特権もあと少し。夫婦揃って世界中どこでもプライオリティパスが使えるマジックもあと数年で終わってしまうので、シンデレラの気分でしばらく楽しみたいと思います。

ちなみに、この特権のおかげで世界各国のラウンジを経験しましたが日本のラウンジが最強です。なによりも食事が美味しい。そしてスタッフの感じが良く、気持ちの良い対応が素晴らしい。細かい所で言うと、シャワーのアメニティが豊富なのも嬉しいところです。私たち夫婦は旅行が趣味で、出会って以来ずっと世界中の僻地まで秘境を探して旅しているのですが、十何時間のフライトの次にまたトランジットで数時間…というときに、ラウンジのシャワーが使えると本当に助かります。色々見てきましたが、歯ブラシやスリッパが置いてあるシャワールームは日本でしか見たことがありません。一般的によく言われる話ですが、とにかく総合的に評価して日本以上のクオリティのラウンジはどこにもないなと思います。もしかしたらドバイとかのファーストクラスラウンジなら違うのかな…でもきっとそこにはきっと食事ではお寿司などないだろうし、やっぱり日本の勝ちですね。

ちなみに、例えプラチナ会員でも、アメリカ国内をエコノミーで移動する際の国内線利用時はラウンジが使えません。国内線のビジネスは日米間を飛ぶ大きな飛行機のファーストやビジネスと異なり、エコノミーが数センチ広がった程度のお粗末なものなので、正直お金を払う意味を見いだせませんし今後もエコノミーを利用するつもりですが、私の印象では、アメリカ国内線でファーストクラスを使ってるのはお金持ちよりも、背がとても高いひとまたは肥満の人など“大きい人“が多いなと思います。普通の席は広くはないですし、アメリカの“大きい人“は、日本で言うお相撲さんかバスケットボール選手レベルのサイズ感が普通なので、縦横共に大きい人にはエコノミーの椅子は入らないのでしょうね。

さて、と言うことでこれから私のNYウィークが始まります。オミクロン株も広がっていますのでコロナにはくれぐれも十分に気をつけながら、楽しみたいと思います。

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