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テレワーク導入の課題点と解決ポイント

こんにちは、ミントゴレです。
テレワークは、オフィスに縛られない柔軟な働き方ができることから導入する企業が増加しています。
しかし、テレワークを導入するにあたって現状として未だ課題も残っています。今回は、テレワーク導入時の課題と課題解決ポイントについてご紹介します。

仕事とプライベートの線引き:

基本的にはプライベート空間である自宅で仕事をするため、仕事用スペースがなかったり、家族が在宅だったりすることで意識を仕事モードに切り換えにくいことも課題です。
さらに、仕事の時間とプライベートの時間を上手に線引きできない場合、勤務時間を延長した長時間労働をすることになってしまい、モチベーションの低下や従業員満足度が下がりかねません。

ー 解決ポイント
適正な勤怠管理と併せて、労働時間に関するルールを作り徹底におこなうことが大切です。
テレワーク社員が安心して働ける仕組みを作り、実行していくことが重要です。
また、パソコンの使用状況を記録できる操作ログ機能をつける事で、サービス残業や深夜労働の防止に役立ちます。

紙の書類をすぐに確認できない:

ペーパーレス化を推し進めている企業も多いですが、紙でしか確認できない書類や情報があり、出社せざるを得ないケースがあります。
また管理職など決裁権限を持つ場合は、書類に押印するためだけにオフィスに出向くこともあります。
今後、テレワークをより浸透させるためには、紙書類のデジタル化は必要不可欠です。

ー 解決ポイント
紙書類をデータ化する事で、場所を問わず書類データにアクセスする事が可能になります。
取引先や社内での打ち合わせで急遽資料が必要になった場合でもすぐに対応する事ができ、業務の効率性が高まります。
また、ペーパーレス化にすることでセキュリティ面も強化されます。
アクセスする書類に制限をかけることができ、部外者は閲覧できなくすることが可能になります。
AI-OCRが組み込まれている『Kanda Suite』を導入する事で、データ化した文書をサーチャブルPDFで沢山の書類の中からすぐに探し出す事も可能になります。

テレワーク端末のセキュリティに関するリスク:

テレワーク導入に慎重になる理由として、情報セキュリティ面での不安が挙げられるケースもあります。
テレワーク導入に際しては、社員が社内のみで仕事をするケースよりも、外部に情報を持ち出すことによる情報漏洩のリスクが高まります。
自宅やサテライトオフィス、また移動しながら働く社員が使用する端末のセキュリティに関して、十分な対策が必要になります。

ー 解決ポイント
ウィルス対策ソフトの導入やパスワード管理の徹底など、セキュリティ対策を万全におこなうことが重要です。
端末の紛失や盗難といったリスクに対しては、テレワーク端末の所在や利用者の管理、また機密性の高いデータは暗号化する、データのバックアップを取るなどの対策が有効的です。
また、テレワーク対象社員に、情報セキュリティやトラブル時の対応などに関する研修を実施しましょう。
テレワークを行う社員自身がセキュリティに関する意識を高めることで、情報管理上の事故の防止に繋がります。

まとめ:

テレワークは遠隔で働くがゆえに、紙の書類についてやセキュリティ面などで課題があることも事実です。
ですが、それらを解決できるシステムやツールを上手く活用すれば課題がクリアになるだけでなく、業務効率アップにも繋がります。
自身の企業に合わせたテレワーク体制がとれるよう、導入を検討してみてはいかがでしょうか。


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