【自主大会3位】ガルーラexデッキ


チムガル杯という60人参加の大会で3位に入賞したガルーラexデッキについて面白かったので久々にnoteを書いてみようと思います。

チムガル杯はジュニアがメインのカジュアルな大会(だと思っている)なので結果については参考程度ですが環境デッキと対戦しても十分勝てるデッキだと思いました。ジムバトルぐらいなら全然優勝できるレベルのデッキです。

チームガルーラさん主催の大会でガルーラを使って結果を出せたのは気持ちよかったです。

デッキレシピ

コンセプトは妨害しながら殴るということです。
ただ運ゲーを仕掛けるのではなく何重にも妨害を重ねて相手の行動を制限しながら殴り続けます。
何回も技を使うことで運に左右されないようにする感じです。
その中で3表以上の上振れが起こると気持ちいいです。4裏も面白いのでOKです。(OKではない)

あとこれが大事なのですが、ガルーラの耐久とトリプルドローのおかげで、コントロールデッキとしても動けます。おまもりがついたガルーラをワンパンするには一部を除いてエネルギーをトラッシュしたりロストしなければいけません。なんならおまもりがついてなくてもリソースを削らずに230ダメージ以上を出せるデッキはそう多くありません。
そしてこのデッキにはクラハンが搭載されているため終盤に相手のリソース切れを起こしやすくなっています。

あとは相手が倒す必要のないポケモンを壁にしてきた場合はトリプルドローでボスや妨害札を探しに行くことも大事です。

個別解説

ポケモン 6枚

ガルーラex 4枚
元々のスペックはかなり高いと思っています。
たねでHP230に1エネ3ドローと3エネ期待値200点とかなり強いです。
普通に4枚使う事が多いので安易に1枚トラッシュするのはやめといた方がいいです。
転がってるレシピではエネ加速しようとしてるものが多いと思いますが、ダブルターボと1エネ手貼りでも十分だと思います。
このデッキは妨害でターンを稼ぐことに重きを置いてるのでエネ加速手段は入れていません。
トリプルドローの使い方も非常に大事です。

ディアンシー 2枚
手貼りの隙をどうやって作るかってことですがディアンシー前にしとけばとりあえず1ターンはほぼ確実に稼げます。
技も優秀で、ベンチのガルーラにエネがついているならディアンシーの技を使ってドローするのも良いです。
ロスト対面は早めに出しておいてあなぬけウッウに合わせることで実質無料で110点受けられます。
注意点はベンチ狙撃のある対面では安易に前に出さないこととやまびこホーンです。
やまびこホーン先打ちならボタンで回収orおまもりで対応するか、そもそも簡単に打たれないように手札干渉をしっかりと行えば大丈夫だと思います。

グッズ 19枚
ネストボール 4枚
ハイパーボール 4枚
ポケモンの枚数が少ないのでこの2種はフル採用。

クラッシュハンマー 4枚
ポケモンの枚数が絞れている分こういったカードに枠を取れるのがこういう構築のいいところですね。
試行回数がものを言うので採用するなら4枚以外あり得ないと思ってます。
基本は使える時に使っておきます。終盤に雪道ナンジャモと合わせて決まれば最強です。
あとガルーラ使おうとするような人こういうカード好きでしょ?

いれかえカート 2枚
入れ替えが必要になる場面はそう多くありませんが回復手段としても使えるので2枚採用。
おとぼけスピット→ロストマインを耐えれるようになるのはえらい。

ポケモンキャッチャー 2枚
お遊び枠。真面目に組むなら後述するイベルタルとボスを1枚増やすのがいいと思います。
でもガルーラ使おうとするような人こういうカード好きでしょ?
本番めっちゃ表出て強かった。

エネくじ 2枚
ダブルターボをなんとしてでも引きたいので採用。vガード欲しい対面で探しに行ったりもできる。多分使ったことない人多そうなカード。
ミュウに入れたことある人はいるかも?
自分も使うのはエフェクトルガルガン以来。

ともだちてちょう 1枚
終盤にボスやナンジャモを戻す用カード。
博士フル投入するなら入れておいて損はないと思います。

ポケモンのどうぐ 3枚
勇気のおまもり 3枚
4枚は多いと思うので3枚採用で十分だと思います。
たねで280の耐久はやはり強い。

サポート 14枚
博士の研究 4枚
カジュアル寄りのデッキほど4枚採用した方がいいと思ってます。
デッキが回らないとまともに戦えないので引ける枚数は多い方がいいです。
捨てたくない気持ちもわかりますが勇気を持って捨てるのが大事です。
まあでもこのデッキは捨てたくないカードがダブルターボぐらいなので使いやすいと思います。

ナンジャモ 4枚
現状一番使いやすいドローサポートと言っても過言ではないと思います。とりあえず博士4ナンジャモ4からデッキを組み立てることが多いです。

ジャッジマン 2枚
雪道ジャッジマンは最強。
ガルーラで3ドロー出来るので後1雪道ジャッジマントリプルドローでかなり優位に立てます。手札干渉が欲しい対面でナンジャモもジャッジマンも引けないことが多かったのとマリガンが多くなるデッキなので増やしてもいい枠。

ボタン 2枚
入れ替え札としても使えて、ガルーラの耐久を活かせる相性のいいサポート。例えばベンチのガルーラに手貼りして前のガルーラで技を受けた後に使うと1ターン稼げます。
今回の大会ではあまり活躍する場面がなかったです。

ボスの指令 2枚
ポケモンキャッチャーとともだちてちょうがあるため2枚にしました。先述の通りキャッチャーを1枚ボスに変えるのが安定ではあります。

スタジアム 4枚
頂への雪道 4枚
常に貼っておきたいため4枚採用。現スタン最強スタジアムと言っても過言ではないと思います。

エネルギー 14枚
ダブルターボエネルギー 4枚
当然4枚採用。

ラッキーエネルギー 4枚
どの対面でもどのタイミングでも仕事してくれそうなので4枚にしました。地味つよでした。

vガードエネルギー 2枚
カイリューのドラゴンゲイルを耐えたり、おまもり付きでロストインパクトを耐えられるので採用。
必要な対面で絶対貼りたいので増やした方がいいと思います。

ギフトエネルギー 2枚
ラッキーエネルギーと枚数調整しても良いです。今回はとりあえずラッキー4ギフト2にしました。
このカードマジでつよい。

ジェットエネルギー 2枚
この採用は失敗でした。後ろでダブルターボを貼ったガルーラを前に出す用に入れましたがそんな機会はなく、前でガルーラが殴ってる時に後ろに貼れないデメリットのが大きすぎました。
vガードとギフトを1ずつ増やすか、vガードを4にするのがいいと思います。面白いところではトレジャーエネルギーと入れ替えるのもありだと思います。

採用を検討したカード

イベルタル(25th)
ミュウやルギアがきついのではないかと考えているため、採用したかったカードです。コントロールも出来るデッキなので終盤に技を打てるとかなり強いと思います。
今回は探すのが面倒だったので不採用です。

ポケギア3.0
最初2枚入れましたがとりあえず入れたいカード一通り入れたらデッキが62枚になってそのまま抜けました。
ポケギアっていつもこんな感じでデッキから抜ける気がする。

トレジャーエネルギー
サイドから取ることができれば手貼りのターンを1ターン作らなくて良くなります。わざわざ仕込む手段は必要ないですが当たればラッキー程度で採用するのはアリだと思います。
今回は持っていないため不採用です。

デッキ構築について

まあ色々書きましたけど大体の理由は後付けです。当日朝デッキを組んだのでこんなことはそれほど考えてなくて感覚で組んでます。
なのでこうすればもっと良かったなってのはすこしありました。(ジェットエネルギーとか)
デッキ構築の感覚を掴むには環境デッキやカジュアルなデッキ問わず様々なデッキを使ってみる事と自分で1から色んなデッキを組んでみると言う事が大事だと思います。

対戦レポート

予選1回戦 ミュウVMAX 後 6-5 ○
後1に雪道が貼れず先2メロディアスエコー280点という「ああこれからボコられるんやなぁ...」という感じで進行していきました。
残りサイド5-1となった場面でこれまで3裏だったクラハンがやっと表になりました。裏のミュウのフュージョンエネをトラッシュし、雪道ナンジャモから前のダブルターボがついたミュウに180ダメージを与えました。(ミュウは前の番テクノバスター)
相手が逃げて番を終わったので呼び出して倒し、相手がそのまま解決できなかったのでゲノセクトを倒して勝利できました。
綺麗に捲れたので気持ちよかったです。

予選2回戦 白ルギア 後 6-0 ○
相手が初ターンテーブルシティとネオラントでバーネットのサーチを行っていたので後1にナンジャモと雪道で妨害しました。
次の相手のターンハイパーボールでアーケオスを2枚トラッシュしながらVSTARをサーチからの博士の研究を使用して椅子から転げ落ちそうになりましたが、スタジアムを引かれず後続のルギアも出てこなかったのでセーフでした。
すると後2のマシンガンパンチで280点が出てしまい、ルギアVSTARを倒した後はひたすら蹂躙する結果になりました。
相手が博士の研究を使用した際に雪道が見えたので、自分はやっぱりルギアに雪道を入れるのは反対だなぁと思いました。

予選3回戦 サーナイト 後 6-2 ○
相手の初ターンのベンチはラルトス3体とミュウ、マナフィで順調なスタートでした。こちらの手札にナンジャモがあったのですが使用するとさらにぶん回ってしまう危険性があったので使用せずに雪道貼ってトリプルドローからスタート。
すると相手はキルリアに1体しかなれず、サポートも無かったので動きが鈍りました。その隙を逃さず雪道を維持しながら順調に殴っていき勝利しました。
どうやらスタジアムがサイドに2枚埋まってたのと、序盤にロストスイーパーをトラッシュせざるを得なかったみたいなので雪道が1度しか剥がされなかったのも勝因でした。
途中でマナフィに0ダメージを出しましたがご愛嬌です。

予選4回戦 ロストヌメルゴン 先 6-3? ○
後1おとぼけスピットを相手のあなぬけに合わせてディアンシーで受けて実質無料スタート。
ウッウを倒した後ザマゼンタが殴ってきましたが素のHP230が偉すぎて耐える。そのまま殴り合って勝利。デッキ構築とガルーラのスペック的にロストに強い感はあります。
ヌメルゴンについては途中でキャッチャー表で呼び出してからマシンガンパンチ3表で倒すという犯罪ムーブで処理しました。流石に上振れですがこういう事があるのがコインの面白いところ。

まさかの予選全勝1位通過。普通に強くて笑ってしまった。

トナメ1回戦 パオジアン 後 6-2 ○
後1雪道ジャッジマントリプルドローからスタートし、止まってくれたのでビートダウン開始。キャッチャー表が出たのでパルキアから処理していきました。途中でスケーターズパークに貼り替えられたもののすぐに雪見を貼り直し、そのまま動きを止めて勝利。
\雪道最強!!!/

トナメ2回戦 ロストバレット 先 6-5 ○
相手が後攻選択のためカイリュー警戒でガルーラにvガードエネルギーを貼ってスタート。色々殴りあって残りサイド1-1で終盤へ。
こちらは残りHPが190のガルーラ、相手の残りアタッカーはヤミラミとウッウのみの場面で相手がツツジからヤミラミ手貼りの後悩んだ末におとぼけスピットで攻撃してきました。
これは負けたかなぁと思いましたが手札をよく見るとクラハンがありました。そして見事に表を出してヤミラミの超エネをトラッシュした後ウッウを無事に倒せたおかげで相手のアタッカーが尽き、勝利しました。
相手目線ではガルーラがベンチに下がられると面倒なのでウッウで攻撃するのも間違いではないかなぁと思います。

というかこの試合はヤミラミに0ダメージとかがやくゲッコウガに80ダメージの2回どっちかでも撃ち漏らしていなければもう少し楽に勝ててたんですけどね。まあそういうデッキなのでしゃーないです笑

準決勝 ミライドン 後 1-6 ×
3マリガンの後攻スタートというかなりまずい立ち上がりに加えて先2ジャッジマンの後エネルギーもサポートも引けないという苦しい状況でした。なんとかトリプルドローで整えながらモココを呼び出して倒し、時間稼ぎ+リソース削りを行いながら進行しました。
中盤でエレキジェネレーター3連2枚加速などもあり、おまもりガルーラがライチュウVに2回ワンパンされてしまいましたが、クラハン表が結構出たおかげで相手の盤面にはほとんどエネルギーが残っていませんでした。ガルーラ2体目が倒された後2ターン以内ぐらいにもう一体のモココを倒せていればリソース切れで勝てる可能性は高かったかなと思います。
しかしサイドにボスとキャッチャーが1枚ずつ落ちていたこともあり、トリプルドローでもボスが引けず、モココを倒すことができませんでした。
相手の山札に残っていたエネルギーの枚数はわかりませんがあまり残っていなかったように思うので惜しかったです。

3位決定戦 パオジアン 先 6-5 ○
雪道を貼って止めながらキャッチャー表でパルキアを呼んで倒すところまでは前と同じような進行。今回は雪道を2回貼り替えられたのでそのまま殴り合いになりました。
こちらのガルーラが無傷のパオジアンに倒され、残りサイド2-2となった場面でディアンシーを出してターンを回すか、ガルーラを出して3表で倒しに行くかの選択になりました。相手のベンチには残りHP40のパオジアンがいたため、ターンを回してナンジャモか裏を呼ぶカードを引きに行く方を選択しました。(確率的にも)
ガルーラにエネルギーは貼れていたのでディアンシーの技でドローするも何も引けず、次の番相手は月光手裏剣でディアンシーとガルーラに90ダメージでサイド残り1枚になりました。
ここで手札干渉も裏を呼ぶ手段も引けませんでしたが、入れ替え手段+エネルギー5枚がないとフルHPのおまもりガルーラを倒せないのでクラハン2連打でゲッコウガのエネをトラッシュし、ボタンを使ってフルHPのおまもりガルーラを前に出してお祈りしました。
この時相手の盤面のエネルギーは0でトラッシュにスーパーエネルギー回収が3枚とスタジアムが2枚落ちていてエネルギーもかなりトラッシュに落ちていました。ここから雪道下でエネルギー5枚+入れ替え手段を用意するのは難しいはずなので分は悪くなかったと思います。
案の定ストップしてくれたので引けたポケモンキャッチャーを使いますがここは裏でした。ともだちてちょうでボスを戻して残り山札3枚の状態でナンジャモからトリプルドローでボスを引き込んで次ターンボスでHP40のパオジアンを呼んで勝利しました。(3連裏でめっちゃ焦ったのは内緒)
このデッキのコントロール力が光った試合だと思います。

まとめ

ガルーラexのポテンシャルはかなり高く、ただギャンブルするだけに使うのはもったいないと思います。
実際に環境で活躍している色々なデッキに勝利する事ができました。
今回の構築はガルーラexのスペックをフルに活かせる良いデッキになったと思うのでぜひ使ってみて下さい。

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