【石田凱士さんお誕生日おめでとう記念】私と彼が出会った話

突然だがこの記事が投稿された12月19日はなんの日でしょう。シンキングタイムを3行分与えるので画面の前の皆様も1度考えてみてください



正解は世界一かっこよくて最高のプロレスラー、石田凱士さんのお誕生日だよ〜〜〜‼️‼️‼️‼️‼️‼️

このひと
このひと2


皆が先述のクイズに正解して当然のこの日(正解しましたよね?)、本来であればクリスマス、元日の如く世界共通の祝日としてカレンダーに載るべき日だが12月の“バースデー祝日“の枠は既にイエス・キリストという先駆者が居るため残念ながら12月19日は平日に設定されている。石田凱士はイエス・キリストにギリギリ負けた。もう少し早く生まれてたらな〜

というわけで(??)お誕生日の記念をして私と石田さんが出会ってから日常に支障をきたす現在までについてここに記そうと思う。


思えば元々の始まりは2019.12.26 神戸サンボーホール大会でのスピードスターこと吉野正人選手の引退宣言だった。
元来より吉野選手のファンだった母は当時親しくしていたプロレス仲間と中部〜関西の主要大会に頻繁に観戦に向かうという50代目前にして謎のアグレッシブさを見せていた。
月に何度か週末に外出する母に対して一方の私はその姿を尻目に職場の社割で購入した一眼レフを磨いていた。当時は別の推しがいたため彼の勇姿を撮影するためのものだった。
そんな11月
母の友人の急用により2020年11月3日に開催されるDRAGONGATE エディオンアリーナ大会のチケットが余ってしまった。

問答無用で連れて行かれた。
一眼レフ要因として。

当時の私は鬱病を患っており、ゴリゴリに無職だった為これといった予定の都合も特に聞かれずに「吉野が引退するから引退する前に撮れ」の一言で難波まで連れ出されたのであった。

当時のツイート。めちゃくちゃブチギレてる。

元々DRAGONGATEの試合はGAORA放送分が居間のテレビでノイローゼになるほど流されていたので全く無知と言うわけではなかった。
当時の私は母が知っているのは好きな吉野正人選手と土井成樹選手、あとヨースケ♡サンタマリア選手(女の子だったから)のみ。
故にその誘いに対して困惑に困惑を重ねていた。
正直ルールもあまり分からないし……………


そうして気分の乗らないまま迎えた11月3日
まず会場の雰囲気に驚いた。
それまでのプロレスのイメージといえば、小さな薄暗い会場で中年の男女がひしめき合って酒を煽り、ヤジを飛ばしながら……というものだった。
しかし2020年、蔓延した疫病の感染予防対策が項を生したのか飲食原則禁止、席は1席開け、声出し応援禁止と想像していた雰囲気よりクリーンな印象を持った。
更に驚いたのはその客層である。
なんと言っても若い女性が多いのだ。
当団体がかつて「イケメンプロレス」と称されたこともあるほど女性人気の高い団体である事を知った今でこそ納得のいくものだが当時は驚いた。
特に裸の男性のグッズを身に付けた持ったオタク、お前ら正気か?恥ずかしくないのか?と後に自分がそうなること、しかもかなりの“大オタク”になることも知らずに思っていた。
かつて体験したことの無い未知の現場に驚きつつ、試合開始のゴングが鳴る。


はぇ~すっごい華やか。

アホのような感想で申し訳ございません。
しかし、事前の知識もくになく「レフェリーが3回床を叩いたら負け」程度のルールしかわからない全くの新参者が1番最初に目を引かれたのは技の技術や驚愕に次ぐ驚愕の目まぐるしいストーリー展開ではなくリング上のその華やかさだった。
赤、ゴールド、ブルー……色とりどりのコスチュームに身を包んだ男たちの華麗かつスピード感のある技の応酬、初見の自分にも伝わる因縁のある強者同士のただならぬ雰囲気を醸し出す一戦もあれば底抜けに明るく親しみやすい選手もいて2時間足らずの間に様々な感情がぐるぐると渦巻いた。
特に見るからに「強そう」なウルティモドラゴン選手率いるベテラン軍 闘龍門世代とデビューしたばかりで初々しさの残る当時のSBKento選手、菊田選手、Jacky Fanky Kamei選手の1戦は思わず「がんばれ!」と手を握り締めてしまうほど感情移入した。

しかしこの時点ではまだ(今思い返しても)いきなり出てきたTARU選手やYAMATO選手vsKAI選手の遺恨清算マッチなど「元々知っていないとついていけない」要素も多く、隣席の母に都度解説を求め「凄いのはなんとなく察するけどわからんな~🤔」と言う気持ちが勝っていた。

しかし第五試合、すべてが変わった。

オープン・ザ・ブレイブゲート戦である。
まず耳をつんざく歪んだギター音と共に入場してきたのは挑戦者である奥田選手だ。
よく焼いた肌に黒の鬼の仮面、その下の鋭い眼光を見た第一印象は「いかにもな格闘家」という印象だったことをよく覚えている。

挑戦者が入場すると続いて入場してくるのは王者だ。

花道を歩くのは彼 石田凱士だった。
ショートガウンを纏って白いベルトを玩具のように放り投げ、余裕を醸し出す姿は今まで見てきた選手たちとは違ってその辺の町を歩いているような、すれ違ってもとてもではないがプロレスラーだとは分からなそうなごく普通のヤンチャそうな青年だった

正直言うと拍子抜けだった。

“この”彼があの強そうな奥田選手に対して王者として試合をする・・・?

プロレスのチャンピオン、と聞いて想像する筋骨隆々の大男からは程遠い姿の彼はゴングの音と共に豹変した。
豪雨を思わせる激しい打ち合いに蹴り合い、その蹴りが入るごとに会場に響く奥田選手の悲痛な叫びとそれを聞いて満足気な笑みを浮かべる彼はルール無用の路上の喧嘩のように見えて恐怖すら覚えるものだった。
乱暴ではあるが素人目に分かるほど正攻法で戦おうとする奥田選手に対して観客や中継のカメラを生意気に煽りながら残酷な椅子攻撃を繰り出す石田選手は相当観客からのヘイトを買うものだっただろう。
事実解説席でも斎藤了選手からは「腹立つなぁ」という声が上がっていた。
しかし、私は悪事の度に靡くその傷んだ銀髪を憎く思うことは出来なかった。
多種多様様々な方法で繰り出される鋭い蹴り、包み隠さず伝わってきた「勝ってやる」という意地。
なによりも自分と同世代であろう若き彼がリングで一人堂々と戦う姿に夢中だったのだ。

しかし悲しいかな勝負は目まぐるしく展開を変える。
これまで優勢だった石田選手だったが奥田選手が決死の思いでその首に太い腕を回したのだ。
奥田選手の得意技 スリーパーホールドだ。
H・Y・O選手の介入もむなしくスリーパーによる失神寸前のレフェリーストップにより石田選手は敗北を喫してしまったのだ。
Ben-k選手が満身創痍の奥田選手に駆け寄り、ようやく掴んだ白き栄光を手に男泣きをする感動のシーンのなか私はおぼつかない足取りでリングを後にする石田選手のその姿から目を離すことは出来なかった。


顔が可愛すぎませんか?

これは帰宅してまず初めに石田選手のSNSを検索し、その顔をまじまじと見た感想である。
元々推していた人物の推しに「色白丸顔釣り目猫口(関西弁なら尚良し)」を見れば脳がとろけてしまうになる習性を植え付けられた私は石田選手のTwitterに貼られてる写真を見てものの見事にメロメロになっていた。

めろめろ〜(脳があまりにもとろとろ)
完璧な「色白丸顔釣り目猫口(関西弁なら尚良し)」である。ダメだこりゃ。私がキャラデザしたのかと錯覚するほどにド好みの外見をしていらっしゃる。

この時は今のように年上の髭の生えた筋肉質の男性に向かって「世界一可愛い」と異常すぎる宣言するほど重症ではなかったが、当時からこれはいつしか「世界一可愛い」になるのも時間の問題だろうなと思った。

そんなこんなで気が付いたら石田選手のことが「推し」と言えるほどにだ~~~~いすきになっていた。
以上。

これは完全に余談だがだ~~~いすきになるついでに気が付いたら鬱病と無職が治っていた。
元気とお金がないと石田選手に会いにいけないので当然の結果である。
流石に石田選手のパワーを持ってしてもすぐに快調に向かったわけではない。
しかし最低限生きているほどの体力しかなかった私が主治医に「積極的な治療を行いたい」と相談したときも、晴れて医師より社会に出て生活が出来るという太鼓判を押され資格獲得に向けて学校に通い始めたときも、今の会社の面接を受けるときも、いつも背中を押してくれたのはほかの誰でもない石田選手の存在だったのである。
石田選手を応援したい、彼のこれからを見るために背中を追い掛けたい。という気持ちがここまで人生を好転させてくれたのである。

当たり前だが、顔がハチャメチャに好みだったことと1試合見ただけでここまでハマった訳ではなくそれに至るまでにあらゆる試合や彼のプロ意識の高さやそれに対する尊敬の念などあらゆるものが積み重なって今に繋がるのだがそこに関してはまた別の機会に記事にしたいと思う。
石田選手は語るべきところが多い魅力的な選手なのだ。


さてさてそんな石田選手だがお誕生日を迎えた本日12月19日、その2週間後なんとタイトルマッチが決まっている。

現在参戦している団体「GLEAT」のシングル王座 G-REXへの挑戦である。
現在のチャンピオンは6回防衛中のエル・リンダマン選手。
161cmの小柄な体格ながら安定感のある技にリングを照らす太陽のように明るいマイク、そのストイックさで培ったアニメや漫画の世界から飛び出してきたのような美しい肉体美。
業界最大手団体である新日本プロレスへの参戦も何度かありGLEATのみならずプロレス界においても今注目すべき選手だ。
(この記事を書いているタイミングでプロレス大賞 技能賞の受賞が発表された!おめでとうございます!!)

そんなリンダマン選手に挑む石田選手はつい最近11月、後楽園大会にて自身初のGLEATでのタイトルマッチG-INFNITY戦を鮮烈な裏切りによりぶち壊したばかりだ。
それまで一匹狼でGLEATリングを外敵として掻き回していた彼がフラミータ選手・yutani選手・ハートリー・ジャクソン選手を呼び込み、新たな勢力となった。
この現状の展開は長らくGLEATを応援していたファンからはどうやら賛否両論のようだ。
この記事を読んでいる人の中には昨今の展開を見て石田選手を良い印象を持っていない人もいるだろう。
しかし私は一度この試合を観戦してほしいと思っている。
勝つか負けるかは分からない。

しかし、彼の一ファンとして言えるのは私から
「絶対に石田凱士を信じて後悔をしない」
この一言である。

彼、石田凱士には1人の人間の人生を変えてしまうほどの力があるのだから。


最後に

石田凱士選手のSNSのリンクを貼っておきます。
みんなでこれからの石田凱士選手を応援しよう‼️‼️‼️‼️‼️
石田さんお誕生日おめでとうございます‼️‼️‼️
石田さん大好き‼️‼️‼️
顔がいいのでフォローするだけでTLに可愛い顔が流れてくるのでメッッチャお得だぞ

Twitter

Instagram

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?