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老犬が飼えなくなったら?「飼えない」と思ったら早めに相談することが愛犬を守ることに!

お迎え時は一生面倒を見るつもりだったけれども、仕事の都合や飼い主の体調など様々な理由で「老犬を飼えなくなった」という飼い主もいると思います。
また、将来のことを考えたとき「飼えないかも・・・」と不安になる方もいるのではないでしょうか?

老犬は必要なお世話が多く、これ以上お世話を続けられないという悩みもでてくると思います。

しかし、飼えないからといって放置することはできませんよね。
大切な家族を見過ごすわけにはいきません!

そこで今回は、👉老犬を飼えなくなったときにどうすればいいのか👈
についてお話していきたいと思います。

老犬が飼えなくなる理由

老犬を飼えなくなる理由は飼い主の事情によって様々です。
また老犬は体が弱いので突然予期せぬことが起こってしまうことも珍しくありません。

ここでは、どういったケースが老犬を飼えなくなる理由に繋がるのか見ていきたいと思います!

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老犬が飼えなくなる理由①
仕事が忙しい
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犬は年をとると運動機能や認知機能が落ちるため、老犬の介護は人間の介護と同じように付きっきりで支える必要があります。
食事や排泄、寝返りの補助などやるべきことは色々・・。本当に大変です。
ずっと家にいることができれば良いのですが仕事をしていたら難しいですよね。
海外のペット先進国と比べて日本はまだペットに対する職場での理解が乏しいのが現状。
会社を休めないという理由で「飼えない」と悩む飼い主さんも多くいます。

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老犬が飼えなくなる理由②
飼い主が病気になった
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飼い主が入院したり、病気で介護する体力がなくなったりと病気で飼えなくなるケースは意外とよくあることです。
とくに一人暮らしの飼い主さんは、お世話をしているのが自分一人だけなので病気で飼えなくなることは珍しくないのです。

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老犬が飼えなくなる理由③
老老介護
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ここでいう「老老介護」とは高齢者の飼い主と老犬だけで生活している環境のことを指します。
老老介護は社会問題になっているほど深刻で、高齢の飼い主が直面する厳しい現実です。

飼い主が高齢の場合、飼い主が散歩や世話をすることができなくなったり、老人ホームへ入所しなければならなくなるなどの問題が発生しやすくなります。
愛犬と一緒に歳を重ねることは喜ばしいことですが、その裏にこうした問題があることも事実。
飼い主が施設に入るため、老犬が飼えなくなったというパターンもあります。

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老犬が飼えなくなる理由④
夜鳴きで近所迷惑になる
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人間と同じように犬にも認知症があり、ひどくなると夜中から明け方にかけて覚醒、夜中に夜鳴きを発症することがあります。
皆が寝静まっている時間の夜鳴きは近所迷惑になり、大きなトラブルに繋がりかねません。
トラブルが起きる前に「飼えない」と判断する飼い主も、残念ながら少なくないようです。

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老犬が飼えなくなる理由⑤
引っ越し
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意外と多いのが引っ越し。
仕事の関係やいろんな事情で引っ越しをせざるを得なくなり、引っ越し先がペット不可という場合や老犬が新しい環境に慣れないなど引っ越しが理由で老犬が飼えなくなるケースも少なくありません。

老犬が飼えなくなったらどうすればいいの?

では、老犬が「飼えない」「飼えなくなった」と感じたらどうすればいいのでしょうか?

1番のおすすめは
🐶<<老犬ホームに預けること!

家族や知人に見てもらう方法もありますが、やはり老犬介護は大変なのでいざという時に頼みにくいかもしれません・・・。

一方老犬ホームでは、老犬介護のプロがお世話をしてくれます。
愛犬の状態について気軽に相談できることはもちろん、正しい介護をしてもらえるので預ける側としても安心ですし愛犬も規則正しい生活を送ることができます。

「愛犬と離れるのは寂しい」と思う飼い主さんも大丈夫🌼
例えば、老犬ホーム『THEケネルズ東京』では2種類のプランが用意されています。

🌟終生お預かりプラン ➡6ヵ月毎の契約で全日ケネルズに預けるプラン
🌟サポートプラン ➡20泊/月や10泊/月、平日だけ預けて休日は一緒に過ごすなど飼い主の要望に合わせるプラン

さらにTHEケネルズ東京では24時間有人管理、夜間巡回を行っているので万が一のときもすぐに動物病院へ搬送してもらうことができ、安心です。

基本的に愛犬のお世話は自宅でするものですが、飼い主の状況や生活スタイルによっては介護をするのが難しいですよね。
ひとりで抱え込まず、老犬ホームというプロの手を借りることも選択肢として考えてみましょう。

老犬のお世話は思っている以上に大変💦

老犬のお世話は思っている以上に大変。
日常生活を送るうえで必要なサポートをするため一日付きっきりで介護する必要があります。

では具体的にどのようなお世話をするのでしょうか?
詳しくみていきましょう。

【食事の介護】
老犬になるとご飯の量が減った、食べないなど食欲不振の症状が現れます。
そこで食べやすい姿勢を取れるように工夫したり、内臓に負担がかからないように食材を柔らかくしてシニア向けのご飯を作ってあげましょう。

【床ずれへの対応】
老犬になると昼間はずっと寝ていることが増えるようです。
寝たきりの時間が長いと床に面している皮膚が炎症を起こし、感染症の原因となります。
そこで床にパットを敷いて2時間程度を目安に寝返りのサポートをおこないましょう。

【排泄の介護】
老犬は筋肉の衰えにより、自力での排泄が困難です。
排泄時は腰を支えて丁度いい姿勢を探すか、下腹部をやさしくマッサージして圧迫排尿をします。

【散歩のサポート】
疲れやすい老犬にとって、散歩時間が長くなると体に負担がかかってしまいます。
そこで散歩時間は1回10分を目安に設定し、1日2~3回に分けてこまめに散歩をおこないましょう。
散歩前後には、足に負担が掛からないよう関節のマッサージや屈伸運動などのウォーミングアップも必要です。

【認知症の介護】
認知症を発症すると夜鳴き、無駄吠え、昼夜逆転の症状がみられます。
突然家から抜け出すこともあるので常に注意が必要です。

この他にも、日常生活を送る上で様々な介護が必要となってきます。
また「名もなき家事」のように、介護にも名もなき介護もたくさんあります。

こういった大変さから「飼えない」と思ってしまうので、飼い主だけでは手に負えない時や気持ちに余裕がなくなった時もケネルズ東京のような老犬ホームに預けることがおすすめです。

老犬が飼えなくなったときに絶対してはいけないこと❌

「飼えなくなった」からといって捨てることは、絶対にしてはいけない行為です。
保護された犬は保健所に引き取られ里親探しをしますが老犬の場合は里親が見つからないことが多く、各都道府県にある動物愛護センターに移送され殺処分されてしまいます。

悲しい現実ですがが1年間で引き取られた犬のうち、飼い主不明の割合は約9割だそう・・・。

そもそも犬を捨てることは法律違反です。
1年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処することとされています。
絶対にしてはいけないことなので注意しましょう。

老犬がかかりやすい病気⚡

老犬は加齢により各臓器が弱り心疾患、肝疾患、腎疾患など内臓の病気にかかりやすいといわれています。

また、犬種によってもかかりやすい病気は様々で、例えばダックスフンドやコーギーは生まれつき手足が短いぶんヘルニアになりやすくパグは鼻が短いぶん鼻腔狭窄(呼吸がしずらい病気)になりやすいです。

こうした病気は年齢によるものなのでしょうがないことですが、実際介護の負担になることも事実です。
看病の経験がないと出来ないこともあり、また間違った方法で介護してしまい病気の進行を進めてしまうという危険性もあります。

まずは愛犬がどんな病気にかかりやすいのか知っておきましょう。
かかりつけ医があれば相談してみるのもおすすめです。

⚡老犬がかかりやすい病気⚡
・糖尿病
・僧帽弁閉鎖不全症
・慢性腎不全
・悪性腫瘍
・老齢性白内障
・変形関節症
・皮膚真菌症
など

犬の高齢化が急速に進んでいる…!

老犬は上記のような病気を発症しやすいですが、その一方で平均寿命は年々伸びているといわれています。
その理由はペット保険の普及に加え、ペット医療やペットフードのレベルが高くなっているから。

ひと昔前は人間が食べていたものを与える習慣がありましたが、現在は栄養たっぷりのドッグフードが普及し年齢や体のサイズに合わせて選ぶことが可能に。
さらに病気の際は病状に合わせて処方食を出すようになり、食事で簡単に栄養を摂取できるようになりました。

それに加え、ペット業界も人間と同じように最先端の検査方法や医療が発展し、以前は診断できなかった病気が治療可能となるなど技術の進歩が長寿化に繋がっています。

この先の未来ペットの寿命はもっとのびることでしょう。
気づいた時には飼い主の方が高齢になっていた…なんてこともあるので、元気なうちから「飼えなくなったとき」の道を考えておくと安心ですよ。

「老犬が飼えなくなった」と思ったら早めに老犬ホームへ相談するべし!

老犬の介護は飼い主にとって精神的にも肉体的にも大きな負担となってしまうものです。正しい知識がなければ知らずに愛犬を苦しませてしまうことだってあります。

飼い主には最後まで愛犬を介護する責任がありますが「飼えない」と思いはじめたら早めに老犬ホームなどの専門家に相談しましょう。
そうすることが愛犬と飼い主を守ることに繋がります。

また、まだ介護は必要ではないけど「飼えないかも」と思ってしまう前の元気なうちに、そうなったときにどうすかを家族と相談しておくと、いざという時に安心です。人間と同じようにペットも「終活」の準備をしておきましょう。

今回紹介したTHEケネルズ東京では事前に連絡すれば見学ができるのでチェックしてみてくださいね。

皆さんの大切な愛犬の最期が幸せありますように🍀


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