何かと疎遠になるのは悲しいことじゃなく、人生が変わる合図

友人関係や趣味、好きだったものから急に疎遠になってしまうタイミングってありませんか?
これといった要因が見当たらない時、例えばそれが人間関係だったら「私何か嫌なことしちゃったかな、、、」「それとも、何かされたんだったかな、、、」なんて、原因究明に悶々としちゃいますよね。
私もめちゃくちゃやってました。で、答えもはっきり出ないままなんだか気分だけ落ちて、エネルギーもダダ下がり、、、。

でも、これってそんなに悩むようなことじゃなかったんです。
だって原因は、ただ単純に「波動が変わっただけ」だったから。

この世に存在するものは全てに波動があります。音を聞き分けるのだって波動だし、なんかこの場所の空気が嫌だな、、、と感じるのだって波動です。
そして感情というものを持っている私たち人間の波動って実は結構忙しくて、毎分毎秒感じている感情でその都度大きくも小さくも、水面に触れるように過敏に変化していっています。
お互いに話をしていなくても、家族や友人とか普段お互いの波動を感じられる距離にいる相手のことなら「あれ?今なんか機嫌悪そうだな」とか、「お!今日は元気そうだな。いい事あったのかな?」なんて、特に意識しなくても、なんとなく感じられたりするものです。それが波動です。

人それぞれに歩む人生が全く違うように、人それぞれが持つ波動も全く違います。気が合う人っていうのは、それだけその時の波動が近いということなんですよね。
でも人間の波動なんて毎分毎秒で変わっていきます。チリも積もればで、日々の小さな波動の変化が時間と共に徐々に大きな変化となっていくのは当たり前のことです。
だから、高校時代にとても親しかった友人と社会人になった頃からなんとなく疎遠になっていってしまった、なんていうのは何も不思議なことではないんです。お互いの波動が違う方向へと徐々に変化していっただけのこと。

たぶん根本にある「基本的にはブレにくい波動の部分」ってあるんじゃないかと私は思っていて、その部分が合う人とは、環境が変わろうともどこかで「繋がっていたい」という思いが湧いて、ずっと繋がっていくんだと思います。
疎遠になるっていうのは、相手も自然と離れていっているし、それと同時に無意識的に自分も離れていっているんですよね。波動が少しずつ変化するのと同じように少しずつ少しずつ、、、

でもそれは決してダメなことでもないし、悪いことでもないです。
もちろん寂しさや悲しさはあるかもしれませんが、変化していくことが人生ですし、潜在的にはみんなそれを望んでいるはずで、だからこそこういう変化を自ら起こしているんです。寂しい、悲しいと感じてしまうのは、人間の脳が変化を嫌う性質を持っているからじゃないかなと私は思っています。

そんなことを思いつつ、じゃあ実際に波動が変わるとどうなるのかと考えてみると、つまりこれって、また別の波動を持った方やものとの出会いが目の前に訪れるということだと感じませんか?
あなたがこれまで触れて来なかった新たな波動とも出会い、新たな思考や可能性、感情を感じ、知ることができるという変化のタイミングなんだと感じないでしょうか。

そうすると「疎遠になる」っていうこと自体が悪いことではないってわかってきますよね。だって変化ってちょっとワクワクしませんか?
(脳みそさんは現状維持が大好きなので、なぜだかそれを阻止しようとしますけどね。笑)

趣味や嗜好が変わるのだって、とても自然なこと。だからもしそれが起きた時には「お!私、今変化してる!」と、ポジティブな合図としてどんどん受け取っていって欲しいです。
そして、疎遠になった対象があなたの周りの誰かだったとしたら、その人にも人生が広がる変化が訪れているのだと思って、相手の幸せをただ純粋に願ってあげて欲しいです。理由もなく疎遠になった時にあなたがすべきことはそれだけだと思います。

もしあなたが何かと疎遠になった時には、それはあなたの世界が思いもしない方向へどんどん広がっていく合図なんだと気付いて、ワクワク感を持って受け入れてください。



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