取るに足らない行動こそ化ける

毎日が単調でつまらない。

この先の未来を考えると不安。

人生を変えたいけど、私にはどうせ無理。


こんな思考って、誰でも感じたことがあると思う。


どうして人生を変えることが無理だと感じてしまうのか。

そこには明確な理由がある。


あなたがこれまでの人生で人から受けて来た言葉、

大きな夢を実現するには、
とてもつもない苦労と
類まれなる才能と
とんでもない確率の運が無いと無理、

そんな世で言う「常識」を
社会生活で嫌と言う程学んで来たから。


成功できる人なんて、

ましてや自分の好きなことだけをして生きていける人なんて、

どうせ世の中の一握りだと。


この「常識」は別に間違っているわけではないけれど、
でもこれがすべてでもない。


そして、人生を変えたいと思っている人が、
実のところ心の奥底で望んでいることは
「成功すること」でも
「名声を得ること」でも
「お金持ちになること」でもない。


心の奥底で感じている真の望みは、

「自分が自分らしく、満たされた人生を歩みたい」

ということ。


人生に「モヤモヤ」しているから、今を変えたいと感じている、
つまりそれは「感情を満たしたい」と思っていることに他ならない。

だけど、それを
「成功」や「お金持ち」などという
現実世界の目に見えるものに望みがあると勘違いしてしまっている人が
実はとても多いのだと思う。

感情が満たされていなければ、
成功しても、名声を得ても、お金持ちになっても
たぶんずっと、
「人生を変えたい」と願い続けることになる。

それは本当の意味で
心が望んでいる未来ではないと私は思う。


「人生を変えたい!」って思う時って、
「こうなったらいいな〜」っていう思いより、
「今の現実が嫌だから変えたい」っていう思いが
強く出ている場合が実は多い。


そして「人生を変える」という現象を、
今の現実とは大きくかけ離れた
何かとてつもなく凄いことを、
もの凄い勢いで、
なんなら瞬間的に変えちゃうくらいの肌感で
なんとなく想像してしまいがちなんじゃないかと思う。


、、、そりゃ無理だって感じちゃうよね。笑


だけど、
あのウォルト・ディズニーだって、
一匹のネズミの絵を描いたところから始まっている。

そして未来の世界で、
ディズニーという世界観が
これほどまでに世界中で愛される存在になるなんて、
きっと当時の彼は想像もしていなかったと思う。


人生を変えることの始まりって、
いつでもきっと
とても小さく、些細な行動なんだと思う。

そしてそれは、
自分にとって無理なく出来るもので十分。

どんなに大きなことも、
始まりなんて、みんな
そんな取るに足らないものだったはず。


でも絶対に忘れてはいけないことは、

「その小さな行動は必ず、自分の中から湧き出た衝動であること」。

そして、

「自分にとって心地よいものであること」。


自分の中から湧き出た衝動は自分の才能に繋がっていたりする。

ちなみに自分の才能って、
当たり前に出来ること過ぎて案外自分では気付けないから、
人に言われたことをきっかけに行動に移すというのも
きっといい。

でもその時には必ず
「自分が心地よく出来るか」
をちゃんと心に聞いてから行動してみるのが大切だと思う。

どんなに小さな行動でも、
そこにエネルギーが乗っていなければ、
人生の車輪を動かし始める原動力にはなれないから。


小さな、些細な行動が
眠っていたあなたの人生の車輪を
きっと動かし始めてくれるはず。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?