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ミュージカル 刀剣乱舞 -東京心覚-感想

3/25に観てきました。せっかくなので、感想を残そうと思います。

口当たりの良い感想ばかりではないです。
というか全体的に口当たり悪いです。
ネタバレしています。



前程

どういうやつが感想を書いたか。
ゲーム:全振り持ってる この間就任5周年になった 思い入れがあるキャラは数珠丸恒次
アニメ:全話見た
映画:実写のやつだけ見た
ミュージカル:真剣乱舞祭のみ見たことある ミュージカルが、1部→ミュージカル、2部→ライブ という構成であることを今回見て初めて知った
舞台:天伝 蒼空の兵 -大坂冬の陣-だけ見たことある

外見の感想

大典太光世:申し訳ない、もっと高身長でガタイがいいのをイメージしていたので、「思ったより小さいんだな・・・」となった
ソハヤノツルキ:特に違和感なし。吊ってる鎧も違和感なかった
豊前江:それっぽいな!とてもそれっぽい!
桑名江:それっぽいな!とてもそれっぽい!
五月雨江:それっぽいな!とてもそれっぽい!
村雲江:それっぽいな!とてもそれっぽい! 江全体的に違和感なくてすごい
水心子正秀:あの格好2次元だと違和感ないけど3次元になるとめちゃめちゃもっさりしてみえるんだね・・・
源清麿:あの格好2次元だと違和感ないけど3次元になると(以下略

1部の感想

大典太めちゃめちゃ歌うまいですね。豊前と桑名も歌うまいですね。

歴史の流れで死ぬべき人が時間遡行軍により死なず、豊前江が殺すシーンはとても印象に残った。うちの本丸の男士も似たようなことやってるんだろうな、と。歴史を守るということはどういうことか、ということを見せていてとても好きなシーン。

三日月宗近の目的が良くわからなかった。豊前に殺されたみたいなああいう人を、殺されないようにしたい?合ってるかは知らない。
それだと何のための刀剣男士だよって気が。舞台では諸説に逃がすみたいなことをしていたが、あれはミュージカルの世界線ではOKなのか?
そうでなければやっていることが完全に遡行軍。

個人的に、何らかの重大な使命を持った人が、その使命を放棄する描写は好きではない。せめて放棄するならするでその過程を見せて欲しい。いや三日月宗近が放棄してるのかどうかは知らないんだけど。

三日月と水心子がドンパチしてるシーンで三日月が何やりたいのか全くわからなかったので、背景の理解はあの時点であきらめた。たぶん他のミュージカルを見てないと理解できないやつなんだろうなーと。
小さなせせらぎに心を動かされたとして、で、どうするつもりなのか?三日月が"背負うもの"の詳細がこのミュージカルだけではさっぱり見えて来ない・・・。なので水心子の三日月に対しての思い入れもよく分からない。

時系列がマジでぐっちゃぐちゃだった気がする。
何とか思い返しながらまとめた時系列は以下の通り。多分合ってない。

水心子(と多分その他刀剣も)が現代の東京に出陣→歴史がおかしくなってどっかの亜空間にすっとばされる(?)→たまに亜空間じゃない過去の時空で遡行軍とあれこれ(この亜空間じゃない時空では本丸に戻ったりもしている)→平将門が遡行軍になる→倒す→倒した後、もう一度同じ歴史を繰り返す(多分この時点で”正しい”歴史の流れに戻ってめでたし)

こうして思い返しても亜空間にすっとばされて戻ってきたタイミングがさっぱりわからん。亜空間は特命調査とかである放棄された時空みたいなのをイメージした。

そもそもなぜ水心子は現代に出陣したのか?
多分歴史がおかしくなったのを検知したから、だろう。他の男士がいないのは演出上の問題で多分一緒に出陣してるはず(単騎出陣させてたら審神者が無能すぎる)
とはいえ、これは今ここでじっくり考えて得た結論であって、見てる最中は意味が分からなかった。

ちょくちょく出てきた踊っていた女性は何?
いまだによく分からない。水心子としては重要な女性だったみたいだけど、何がどう水心子に影響を与えたのか見てもわからなかった。

江の役割は?
三日月曰くの人と人ならざるもののつなぎとは?刀剣男士とのつなぎは今更お願いすることでも無いような気がする、ということは遡行軍?やだなそれ・・・。敵とも理解しあおうは陳腐すぎるからこれも却下したい。
でもそれだと人ならざるものに該当するものが無い・・・よく分からない。

三日月宗近何かとしがち。まぁこれは何かしてくれないと話が始まらないのでしゃーなし。

全体的によくわからなかった。というか全くの初見では理解できないミュージカルだったのだろう。twitter等の感想を見た限りでも、どうやら今回のは今までと大分毛色が違うっぽい。

2部の感想

隣の席に座っていた人が消えたのにまずびっくり。チケット代いちまんろくせんえん・・・
しかし、内容を見て消えた理由に納得してしまった。
私は何の予習もなくミュージカルを見たので、2部にライブっぽいものが開催されるとは全く知らなかった。正直なところ、「これが2時間(1部の時間)続くなら隣の人みたいに帰ればよかった・・・でもチケット代いちまんろくせんえん・・・」みたいなことをずっと考えていた。

私が見たいのは刀剣男士の物語であって、ガワだけ刀剣男士の良く知らない俳優の歌ったり踊ったりする姿ではなかったな、と。

一応真剣乱舞祭の経験を踏まえて、ペンライトは持って行ったのでなんとなーく周りを見て色を合わせて振っていた。あとは何となく合わせて拍手をしてみたり。(楽しんでいる人の邪魔をしてはいけない)

今にしてよく考えれば、ペンライトは普通ミュージカルでは使わない=ペンライトが必要になる”何か”がある ということに気づけよ自分・・・。

メインの曲(紅白とかで歌っていたやつ)は楽しめた。

思ったよりライブ部分は短くて心底ほっとした。

全体の感想

あんまり楽しめなかった。
この感想を持つ人間がチケット取るのは好きな人に申し訳なさすぎる、
ので、今後ミュージカルは見ないようにしようと思います。

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