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【アート #30】Rhizomatiks×ELEVENPLAYがとてつもなく新感覚だった話

こんばんは☺︎
mint(みんと)です。

10月6日に新しくできた虎ノ門ヒルズステーションタワー45階TOKYO NODE開館記念企画「Syn:身体感覚の新たな地平 by Rhizomatiks×ELEVENPLAY」を観てきました。

公演開始直後から終始、新感覚のパフォーマンスに圧倒され、終わったときには言葉が出てこないほどの衝撃を受けて会場を後にしました。

興奮冷めやらぬうちに文章にしておきます。

◯◯◯

私がちゃんとRhizomatiks×ELEVENPLAYを知ったのは、「Rhizomatiks × ELEVENPLAY × Kyle McDonald “discrete figures 2022version”」のときでした。

Perfumeのライブ演出などを手掛ける集団だから、存在自体はよく知ってた。
だけど、彼らのパフォーマンスそのものは、そのとき初めてみることになりました。

思えばあれもちょうど1年前の10月。
デジタル技術はこんなにも身体表現に寄り添うことができるんだなぁ。ダンスパフォーマンスとデジタル技術が共生しようとするとき、こんなにも新しい作品ができるんだ。

ど素人の私には使われていた技術がどれほど高度なものかわからなかったけど、それでも観たことないものをみたという強烈な感覚が今も残っている。

◯◯◯

そんな1年前の記憶を呼び起こしながら、前日に急遽行くことを決めた今回の記念企画。

出来立てほやほやの虎ノ門ヒルズステーションタワーは新築の匂い。
8階から45階まで、音も立てず、嘘みたいな速さで動くエレベータで会場を目指す。

開演時間になり、列になって会場に入るともうすでにパフォーマンスは始まってる。
というか、そこから作品への没入体験が始まってました。

アンドロイドのようなダンサーが目の前で動いている。
宇宙船の操作盤のようなものを触るダンサーがいる。
客席は会場全体だし、パフォーマンスの舞台も会場全体。そこに境界はない。

スマートなプリ機みたいな箱が3台くらい設置されていて、中ではスキャンされるみたいに写真が撮られる。
撮られた写真はスクリーンに写って、ナレーションと同じ口の動きをする。
そのスクリーンの前でダンサーが会場を縦横無尽に使って表現をする。

これまで体験したことのない空間がずっと連なって押し寄せてくるみたいな。

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次の空間からは、3Dグラスをつけて、自在に変形する壁、床、空間、そしてパフォーマンスを楽しみます。

そういえば、さっきから空間の話ばかりでしたが、このパフォーマンス全体の意図するストーリーにも目を向けておきたいな。

制作者側が語るストーリーは、リンクの通り。
そのときは、目の前で起きてることをただ感じるだけで精一杯で、それが示す意図を汲み取ることまでやってる余裕はなかったけど、改めて読んでみる。

やっぱり数学・デジタル的な美しさと人間が生み出す力・表現の融合を目撃したんだなぁ。

他にもたくさん注目すべきポイントはあったけど、忘れないうちに急いで残しておけるところはここまでだ。

とりあえず、本当に観たことのない体験ができた。
なんならもう一度観たい。
これから絶対にもっと進化するRhizomatiks×ELEVENPLAYの活動から本当に目が離せない。

続きはまた思いついたときに書くことにします。


【今日のカバー写真】

それにしても新しくできた虎ノ門ヒルズステーションタワー。
なんかとても東京らしいビルだと思った。

こんなビルをみる度に、東京はいつも怖いところだなと思う。

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