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スタッフ自己紹介②ひなこ編〜旭川の中学生が砂川に行ってボランティアをする理由#06

皆さん、こんにちは。
子どもサポーター部会、スタッフのひなこです。

スタッフの自己紹介や、秘密基地に寄せる想いなどを紹介する企画の第2弾です。今回は、私の自己紹介と参加した背景、正直な心の内をお伝えします。

まず、自己紹介から。
北海道旭川市生まれ、北海道旭川市育ちの中学3年生。
現在の学校教育に疑問を持ち、「学校のアタリマエをぶっ壊せ」という学校のアタリマエに焦点を当てて、理想の学校を考えるワークショップを主催で行ってきました。

現在は、まちづくりにも興味が湧き、「Yarn Bombing」というイベントで旭川市を盛り上げようと計画・実行しています。


そんな私が、なぜ砂川市のみんなの秘密基地にボランティアとして参加しているのか。

それは、1年ほど前に遡ります。
自己紹介でも紹介した、「学校のアタリマエをぶっ壊せ」のワークショップで、秘密基地の代表、望月さんが参加してくださるだけでなく、みんなのすながわのSNSでの告知をしてくださり、プロジェクトの存在を知りました。
そこから半年経ったある日、望月さんのfacebookで、

\一緒に子どもの居場所を作る仲間を募集します!/
「みんなの学校を作る」という目標は持ちながら、
まずは砂川で子どもの居場所を作りたいと思います!
現地で子どもに伴走して下さる方はもちろん、
遠隔からでも、企画運営に参画して下さる方も大募集です。
高校生、大学生も大歓迎!
まもなくプロジェクトのサイトにも掲載されますが
一足先に概要をお伝えします。

という募集を発見し、「私もここでなにかできることをしたい!」と思い望月さんに連絡をしたのが始まりです。
正直に話すと、この時私は、「なんでも参加してみよう!」という気持ちが強くて、このプロジェクトに対する強い思いはなく、他のメンバーに比べてすごく軽い気持ちで参加をしました。

でも、今はチャレンジ精神だけではなく、自分なりの想いを持って参加しています。

それは、参加してから、もう一度今までの私を振り返った時に、「この秘密基地でやろうとしていることは、私が中学1.2年生の時にお世話になったコミュニティスペースのようなことなのかもしれない」と気づけたからです。

学校が大嫌いで文句ばかり言っていた私が、それを活動にうつしたり、その活動から学校の良さを知れたのは、ワークショップという方法を教えてくれて、支えてくれて、応援してくれた人がいるからです。
学校で辛いことがあっても、毎日笑顔でいれたのは、私の話をたくさん聞いてくれて、慰めてくれた人がいるからです。
そして、そんな人たちと出会える場所があったからです。

私は、秘密基地に来る子どもたちに、私にとってのそのコミュニティスペースのような辛いことがあっても安心して話せる場所であり、チャレンジし続けられる場所を提供したいという思いを持つようになりました。

また、いよいよみんなの秘密基地での活動が始まり、秘密基地に来てくれる子どもたちと、たくさん話したり、一緒にお散歩をしたり、遊んだり、たくさんのことをしたいと思っていました。

しかし、そう現実はうまくいかず、子どもたちに全く話しかけることができずにその日の秘密基地が終わってしまうことが多く、砂川に行くことに対して、ネガティブな感情を持つようになりました。砂川に行く電車で、「自分が砂川に行く意味はあるのだろうか。」、「自分はここに来て、何ができるのだろうか。」と悩み、ずっと不安がありました。
ですが、小学3年生の子たちが来てくれるようになって、話しかけてみると返してくれて、鬼ごっこやクイズなどをするようになり、その不安は少しずつ解消されました。

「悩みすぎるのではなく、行動してみる」ことの大切さにもう一度気づきました。


ーーー

コミュニティスペースで私にたくさんのことをしてくれた人から言われた、「恩は返すのではなくて、送るものだよ」という言葉。
この言葉を胸にしまって、常に子どもたちに寄り添いたいです。

秘密基地が、私のことを成長させてくれた、救ってくれた、あのコミュニティスペースのような場所になるように。
秘密基地のメンバーと、協力しながら前に進んでいきたいです。


文責:ひなこ


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