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まるで魔界村。。。iDeCoの受け取り編

どうもminowamanです。ファミコン世代のおじさんには魔界村は激ムズすぎますよね。。。あの激ムズを思い出すほど難しい問題があります。。そうiDeCoの受け取り方

なんだiDeCoかぁーーあれって受け取り非課税でしょ!と思う方は甘いww証券会社に10年以上、ソープランドにも10年入り浸ったテクニシャンの私でもなかなかのアマだぜぇと唸るくらい難しい。だけど解説していきます。

結論
受け取りでお金を最大限節税で増やす方法は75歳で一時金がベスト
ただ老後の夢の早期実現のために75歳より前に解約もベター

iDeCoのおさらい

iDeCoとは自分の老後資産を超優遇して作れる積立投資です。20歳から60歳まで加入でき、解約は60歳から最長75歳までの期間。会社員は毎月約20,000円ほど自営業は最大68,000円積立可能。値上がり益は非課税、積立分は所得控除で確定申告すれば税金の還付金あり、解約時の税金は積立元本に退職金の計算と同じ。

退職金の税金は1番優遇される

iDeCoの受け取り時のメリットは退職金と同じ税金の計算でOKな点です。退職金の税金はめちゃくちゃ安くて、官僚の天下りの連中がいかにお金をたくさんもらうために編み出した必殺技なんです。最大でも税率20%ほどしかかかりません。

税金の計算は→(退職金−退職所得控除)✖️1/2を総合課税(一般の確定申告用)とは分けて計算するのですが、退職所得控除が激アツポイントなのです。もし給与が1000万もらうと300万は税金で引かれますが、退職金の税金ほぼゼロで丸々貰えます。例えば勤続40年の会社員だと退職金2200万までが退職所得控除で非課税になるのでほとんどの会社員はこれで税金が0になります。

会社の退職金とiDeCoを1番節税して受け取るには

ではここからが大事な本題で、iDeCoも退職金と同時に一括で受け取るとどうなるか?例えば勤続40年、退職金2200万円、iDeCoの積立元本1000万とすると退職金の方は非課税ですが、iDeCoには最強武器の退職控除が併用で使えず1000万の半分の500万が所得税のテーブルで引かれますので所得税、住民税で108万ほど税金が引かれます。

おぉーーーー100万も税金引かれるのか!と悩むあなた。。
裏技があります!それが今回のテーマの答えです→60歳で退職金もらってから15年空ければiDeCoにも拠出期間分の退職控除が復活しますので100万は節税できます!

んーーーちょっと頭の中がモヤモヤしてきた方、、もう少しで終わりますww

一応他にも退職金をもし65歳で受け取れるならiDeCoを5年前の60歳で受け取ればダブルで退職控除使えますのでこれも100万ほど得しますが、会社員は60歳から延長できるか分からないので難しいですし、できるなら値上がり益非課税のメリットを活かしたいのでiDeCoはなるべく後ろで受け取った方が断然良いです。数字で説明します。

会社員と自営業のシミュレーション 
60歳で同時受け取り🆚75歳で受け取り編

結論
①30歳からiDeCoを毎月20,000円米国株投信(平均リターン7%)で積立した会社員は75歳で受け取ると最大500万ほど節税(値上がり益非課税含む)
②20歳からiDeCoを毎月68,000円米国株投信(平均リターン7%)で積立した自営業は75歳で受け取ると最大3700万ほど節税(値上がり益非課税含む)

では会社員からシミュレーション

上のグラフのようにiDeCo歴30年、積立元本700万、値上がり益1600万の合計2300万のiDeCoがあるとして、それを米国株S&P500(平均リターン7%)で運用すると10年で2倍の4600万ほどになります。もし60歳で受け取って値上がり益が課税されると値上がり益2300万に税金20%ほど引かれるので約460万も税金引かれます。これはあちゃ〜ですよ。

なので会社員に方におすすめするのは、、、
iDeCoはできれば75歳まで粘ってみましょう!そうすると上記のモデルで、積立元本の税金=退職控除なしで約60万、値上がり益の税金460万で合計520万くらいは節税できる話です。

では自営業で若い時からゴリゴリMAXでiDeCoやった人はどうしたらいいのか?これも節税だけにフォーカスすると75歳までできる限り引っ張ることをおすすめします。

上のグラフより、積立元本が約3200万、iDeCo合計が16000万、米国株S&P500運用で平均リターン7%を仮定します。10年後に値上がり益16000万になるので約20%の税率で引かれると3200万の税金、、家が一軒建つレベル(笑)。もし60歳で他の退職金受け取って退職金控除が使えないと積立元本自体に課税されるのでそれが540万。レクサス買える(笑)

そうすると60歳で他の退職金と一緒に受け取って今後の値上がりの税金も考慮するとMAX 3700万ほど税金が余分にかかることになるので、ゴリゴリiDeCo自営業は小規模共済の退職金等は早めに受け取って、その15年後にiDeCoを解約すると3000万以上は節税になりますので受け取り方の選択はめちゃくちゃ重要です。

要するに値上がり益の非課税が節税のかなり大きな要素なのでiDeCoは老後資産の最期の砦として長く運用したもの勝ちになります。

ただ、デメリットがあるとしたら人間75歳になって体壊して海外旅行など老後の夢が叶えなくなると、本末転倒です。人生は一生に一度です。お金は墓場に持って行けませんのでそこはお金に100%に重きをおかず夢のためなら、早めの解約を少し優先することも大事になります。

いやー今まで最長の文章になりました。それだけiDeCoの受け取りは複雑なのです。今回は触れませんでしたが、年金で分割して受け取りもあるのですが国民健康保険料のアップにもなりあまりメリットがなさそうなので省略しました。早く税制改正してみなさんに分かりやすい形にしてもらいたいです。ではCU そして今日はメリークリスマス🎁ヤケクソでソープ嬢に癒されに行きます(笑)

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