アブラ(脂質)#2

<身体の構成成分>
水分 約63%(中高年50%、成人65%、女性55%、乳幼児80%)
脂質 15%
ミネラル 6%
たんぱく質 16%

<細胞の質を作る脂質>
脂質は全身の細胞膜を作っており、その細胞膜を介してさまざまな物質とやりとりをして身体の機能を調節している
この細胞膜の柔軟性を構成するのが脂肪酸
・飽和脂肪酸は膜を硬くする
・不飽和脂肪酸は膜を柔らかくする
膜が柔らかいと栄養や老廃物の出入りが良くなる
硬ければそれが滞り細胞の働きは低下する

<多価不飽和脂肪酸のバランス> 食事から摂る必須脂肪酸 
(n-6系)4:1(n-3系)
※揚げ物や加工食品を減らし魚を食べる機会を増やす

★n-6(オメガ6系)多く取りがち
⇨必要時に発熱や炎症を起こして免疫機能をサポートする
過剰になるとアレルギーや生活習慣病などの慢性炎症の要因になる
油やほとんどの加工食品に含まれる

★n-3(オメガ3系)不足しがち
⇨発熱や炎症を穏やかにする
脳への影響(モノを考え決める、歩く走るの運動コントロール、吸収など)
不足すると認知機能の低下、うつ傾向を引き起こす
魚の油に多く含まれる

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