カミーノ巡礼の持ち物リスト

旅に出る決意をして数日。

出発まで10日を切りました！

旅は基本的に数日前に決めて、準備は出発の30分前に始めて、旅先では先のことをあまり考えずに行動していく性分のダメな人間ですが、今回は話が違います。なんといっても、800kmを40日かけてひたすら歩き続ける巡礼の旅。険しい山道も多く、特に下りでは膝や足をいためて途中で断念せざるを得なくなったという人も少なくはないとインターネットや知り合いの後日談などでよく耳にします。

さらに、今回は多くの方々に支援していただくことによって成り立つ旅です。みなさんのお気持ちにこたえられるよう、怪我や病気に最大限に気をつけて目標を達成することが責務です。（ちなみにこの旅に一文たりとも払うことはない母の、この旅を決意した時わたしに言った最初の一言は「ドラッグとかお酒をすすめられてボロボロになって何もできなくなる人もいるらしいがお前はそのケースにはなるなよ」というアドバイス（？）でした。お酒を飲んでボロボロになっているのはあなたなのでは…。とツッコミかけましたが、念のため言っておくとドラッグには一切興味がなく、タバコも吸えない身体なので大丈夫です！）

そのようなことから、今回はもう少し計画を念密に練って（とはいってもきつきつにはしないように、余白に余裕を持って）旅に臨もうと、持ち物リストと日程表を作成しました。つまらない内容かもしれませんが、旅の忘備録にもなりますし、また「おっ本当に行くんだね」という説得性も増すかという企みもあります…。

今回は、持ち物リストをご紹介。

今回の最大の目標の一つは無事に巡礼の道を完歩し、サンティアゴ・デ・コンポステラにたどり着くことですが、二つ目の目標は「他に類を見ないほどの低予算で、ギリギリまで削って最大限の安さで旅を慣行すること」です。フィンランドに来てからというもの、モノを買うことが好きではなくなったこともあり、出発前に何かを買うということは基本的にしない、という自分の中の決まりを持ってこの旅の準備をしています。

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持ち物

1.  バックパック（友達のニナから借りる−ニナの話はこちらで：わたしがフィンランドに来た理由）

2. スティック（これだけさすがに買うかもしれません←えっ。もう誓いをやぶるとは！　山登り専門店で30ユーロくらいでした）

3. 靴（日本で4年前に購入したある程度履きなれた登山靴。この靴で雲取山など数々の山を登り、ラップランドにも行った）

以上が、最低限これさえあれば歩けるもの。

4. サンダル（アルベルゲでシャワーを浴びたり、町を歩くときに必要らしい。フジロックの時も確かに便利だった）

5. ユニクロのウルトラライトジャケット（軽いし便利な防寒着。5月や6月の北スペインはまだまだ寒いらしい。防水の効果を狙ってジップロックに入れる）

6. 速乾性のシャツ2枚（汗をかいたらすぐ乾かすのは山歩きの鉄則！）

7. レインスーツ（雨の中20〜30km歩いてずぶ濡れにならないように）

8. ザックカバー（雨の中20〜30km歩いてバックパックの中まで全て濡れてしまうということにならないように）

9. レギンス（防寒も兼ねて）

10. 宿（アルベルゲ）の部屋用の服

11. 寝袋（２年前に激安店で買って去年のフィンランド海岸沿い縦断の自転車の旅でも大活躍）

12. 耳栓（アルベルゲでは２段ベッドが連なる集団部屋や雑魚寝のところが殆どで、他人のいびきがひどくて眠れない場合もあるらしいため。エミールの職業上うちには耳栓がたくさんある！）

13. 爪切り（毎日20〜30キロ歩くため、のびた爪は怪我のもとになるそう。こまめに切ります）

14. 石けん（身体を洗う用と洗濯用。なくなったら現地で追加）

15. シャンプー（コンディショナーを持っていくか迷い中）

16. 携帯用の箸、フォーク、スプーンの三点セット（アルベルゲでは共同キッチンで基本的に自炊する予定ですが、たまにフォークやスプーンが人数分ないという事態が発生するらしいため、マイセットを用意）

17. ハサミ（自炊など色々使うらしい）

18. ナイフ（自炊など色々使うらしい）

19. 帽子（強い日差しから頭皮を守るため。山登り用の帽子を持っていないのでキャップに手作りであごひもをつけます）

20. 靴下（5本指用とトレッキングソックスを２マイ履きすると汗を吸収してマメができにくくなるそう）

21. 薄い手袋（防寒用）

22. ストール（防寒用）

23. タオルと手ぬぐい

24. トイレットペーパー（ど田舎を歩いていてもよおした用）

25. エコバッグ（洗濯物を運んだり、町に買い出しに出るとき用に）

26. たこ足プラグ（コンセントは充電などで混雑するため、１つ持っていくと便利らしい。しかしプラグの種類は、フィンランドはC型だけど、スペインはC型とSE型らしい。わたしが行くところはどっちだろう…？）

27. ヘアバンド（朝の洗顔用）

28. 歯磨き用品

29. ヘッドランプ（暗い中トイレに行く時用に）

30. ビニール袋（防水用に服などを入れる）

31. 安全ピン、洗濯バサミ（洗濯を干す時用）

32. 保湿クリーム（足のマメが一度できるとかばって他の部分にもマメができて歩く速度が落ちるため）

33. 針と糸、バンドエイド（マメが出来た時に潰して守る用に）

34. ちょっとした日本食品（日本食が恋しくなったり、消化の調子が良くない時に。安上がりにもなる）

35. サングラス（晴れて日差しが眩しい時用に）

このサングラスにしようと思ってます。

36. 薬など

37. 支援していただいた方に絵葉書を書くためのペン

以上が、あると便利なもの、あった方がいいもの

38. 地図

39. 水

40. バナナやバーなどの軽食

41. クレデンシャル（巡礼手帳。パスポートのように行く先々でスタンプを押してもらい巡礼で辿ってきた道を証明する。これが証明となってアルベルゲでは巡礼料金で泊まらせてもらえる）

以上が、現地で調達するもの

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↑これらを全部で約10kg以内に、できることなら8kg以内に収めると快適に歩けるということなので、実際にバックパックを借りたら計量して増減していきます。持ち物リストはこれからも随時追加していきますが、今のところはこんな感じで考えています。フィンランドで買うものは、スティックだけになりそうです。結構ミニマリストな方だと自負していますが、やっぱり長旅では、何かと必要だったり便利なものってありますよね…。何かアドバイスなどをいただけると助かります！

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そして前回の巡礼プロジェクトへの支援をしていただいた方、本当に本当にありがとうございます！

わたしのちっぽけな夢を何人もの方に支援していただけること、今でもまだ信じられなくて、これこそがまさに夢のようです。noteを通じてサポートしていただいた全ての方にメッセージをお送りしました。「サポートしたけど届いてない！」という方はご一報いただけると助かります。また、無事にメッセージが届き、指定のメールアドレスにメールをくださった方、LINEをくださった方、ありがとうございます！

目標金額にはもう少しです。今回から記事も投げ銭形式で有料にしてみます。（note3年目にして初めての試みです！！ドキドキワクワク）

サポートの詳細・旅の決意はこちらをお読みください。

サポートの方法は、この記事の一番下にある『このクリエイターの活動を応援したい　クリエイターをサポート』の緑のボタンをクリックしてください（下記参照です）。アプリからだと表示されないようですが、それ以外だと表示されていると思います。

（大事なお知らせ・お願い） 旅に出ます：https://note.mu/minotonefinland/n/n06b9e387c4f3

巡礼プロジェクトの支援、ありがとうございます！：https://note.mu/minotonefinland/n/n17f0f875f008

▲旅の記録▲

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チェコ旅行記：第1部：https://note.mu/minotonefinland/n/n40b3e1865234?magazine_key=mf53e59f9f07a

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フィンランドより、愛をこめて。