schoolTakt活用術③空間を超える
スクールタクトで課題を作る際、多くがクラスを単位に作成すると思います。
しかし、ICTの強みの一つは「空間を超える」ことです。
教室の壁を超える。場所という制約を突破する。
私は毎朝、学年全員(もちろん担任も)が入ったルームを設定していました。
そうすると、ICTが導入する前では起こらなかったようなことが起こるのです。
クラスを越えて「Aちゃん、おはよー」「Bちゃん、昨日の放課後楽しかったねー」「Cちゃん、誕生日おめでとう!」
他にも「今日うちのクラス、席替えだよー」「1組、もう100m走測ったの?何秒だった?」「絵の具忘れた!誰か貸してー」
壁を隔てられ、見えにくいからこそ発信される情報の価値は増します。
クラスが違ったって、気の合う友達はたくさんいますよね。
中には、ほとんどみんなが知らないようなアイドルやアニメの画像をあげていたら、隣のクラスに同志を見つけた、なんて例も。
ICTは今の学校教育の「置き換え」ではなく、今まで不可能で当たり前だったことを「拡張」するツールであってほしいと思っています。
「あってもいい」から「無いと困る」へ。
試し続けることで、その先が自ずと見えてきます。
1つのシェアが、学校作りには大きな力となります。少しでも共感していただけるようでしたら、お力お貸しください!