めちゃくちゃ笑わせてくれたチェン・ウェインの契約

チェン・ウェインの契約面白かった。マイアミ・マーリンズは面白いと思っていないことは確実。

この記事によると、チェン・ウェイン(現SEA)がMIAから今季受け取る年俸が2300万ドルで、この金額は他の選手が受けるシーズン試合数による傾斜削減がかからないということだ。

以下は元ネタとなったKen Rosenthal(蝶ネクタイおじさん)のツイート

長期契約を結んだものの、契約を全うする前にチームを去った選手にも長期契約分の年俸は支払われることが保障されているため、例えばプリンス・フィルダー(2012年から9年総額2億1400万ドルの契約を結ぶも、故障で2017年に現役引退)の年俸などが保障される。しかも、今シーズンの試合数に関わらず満額が受け取れるため、最もサラリーの高い選手はプレイしていない選手となる。満額で最高額はマイク・トラウト(LAA)の3767万ドルだが、仮にシーズンが半分になると受け取れる年俸額は2000万ドル以下でフィルダーの2400万ドル、チェンの2200万ドルが上回るのだ。

失礼ながら笑ってしまった。しかし球団ごとのペイロールを考えたらかなり厄介な話で、ただ単にロスターを構築するための資金が大きく制限されることを示している。なんせ、WARを全く稼がない(かといってマイナスでもないが)トラウトが1人チームにいるようなものだ。

その代わりと言っていいかは分からないが、チェンは今季なんとかしないと来季以降が非常に寒いことになる。今季はロースターが拡大されることは確実だから、マイナー契約ながらもマリナーズでもチャンスは増えるはずだ。マリナーズはおそらく再建モードではあるはずで、序盤はローテに入れるかもしれない。しかし、プロスペクトであるローガン・ギルバート、ジャスティン・ダンあたりのデビュー時期とも重なるので、彼らの昇格後はローテに入れないかろしれない。昇格に伴いDFAされるかも。。。

チェンの契約を考えていたら、野手を含めたSEAのマイナー層の厚みにも驚いた。これは数年後、来るかもな。HOUが別の意味で危ない地区だけどwww

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